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紙片の宇宙 シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本/ポーラ美術館

箱根アートツアーに行ってまいりました。

日帰りだったのでポーラ美術館と岡田美術館の2つを廻るのが
やっとでしたが(夜、おいしいもの食べたいから沢山回らなかっ
た訳ではありませんよ!)。

星の王子様、彫刻の森、ラリック、その他にも幾つも美術館が
ある箱根。今度箱根の美術館完全制覇とかやってみたいな。
3泊くらい出来るかな。

さて、まずは見た順番でポーラ美術館から。

 

新宿からロマンスカー。湯本からは登山鉄道ではなく(写真
は撮ったけど)車で向かいました。
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強羅と仙石原の間あたりにあります、ポーラ美術館。
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紅葉にはまだ時期は早いのですが、車はそこそこ居ました。
とても良い天気の行楽日和でした。ポーラ美術館はいつ来ても
気持ち良いです。来たのは4回目くらいかな。
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さて、メインの企画展。
今回は特別に館の方に案内して頂きました

紙片の宇宙 シャガール、マティス、ミロ、ダリの挿絵本
http://www.polamuseum.or.jp/sp/shihen/
ポーラ美術館
9/21-2015/3/29
※写真は許可を得て撮影しております。

ドガ 、ロートレック、デュフィ、フジタ、ローランサン、
シャガール、ルオー、ピカソ、マティス、ミロ、ダリ他

この様な、もうスター選手ともいえる有名画家たちが挿絵
を描いた本。それも100部とか200部とかしか刷られなかっ
た様な貴重な豪華本のコレクション。19世紀末から20世紀
中盤にかけて作られた「芸術家による挿絵本」の展示です。

これら本自体やリトグラフ、木版画等の展示。そしてその
作家の絵画も隣に置いて本や刷りものと絵を見比べる事
が出来るという、贅沢な展示でした。

展覧会の入口は豪華本のコレクターの部屋を模してます。
これらの豪華本は中身だけ売られて、装丁はコレクターが
自分たちで別にデザイナーなどに頼んで作るようです。
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そして本の挿絵と絵画などが並ぶ展示室へ・・
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エドガー・ドガの挿絵本から始まります。
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うー、これは好きだ!アンリ・ド・トゥールーズ= ロートレック。
この人の絵は、挿絵にピッタリですね。
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ラウル・デュフィ、レオナール・フジタ、マリー・ローランサン等
の挿絵も良かったです。
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フジタの絵は本当にきれいでした。猫だけを描いた本などもあり、
これレプリカでいいので復刻しないかなぁ、とか・・・。
そういえばフジタは銀座のポーラミュージアムアネックスで10/24
から展示が始まってますね。

復刻版希望と言えばこれ。ローランサンの不思議の国のアリス!
欲しい!
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絵画よりも身近に手元における版画系のものも、木版画
うやリトグラフと様々な手法が紹介されています。

マルク・シャガールの色に対するこだわりを再現した職人たち
の苦労は大変そうです。
他にもジョルジュルオー(こちらは黒が多い)、パブロ・ピカソ、
アンリ・マティス、フェルナン・レジェ、ジョルジュ・ブラックなど
の画家たちの絵画と豪華本のオンパレード。

タッチパネルで本をめくって見ることできるシステムもあります。
本のめくり具合の再現性にこだわりが・・・。
本の展示だと全頁を見る事は出来ないのでこういう工夫は
嬉しいですね。他のページ見たいですもの。
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マティスの「ジャズ」。切り絵を元にして作った版画本です。
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切り絵だからかデザイン的なモチーフの組み合わせが今風で
カッコいいです。

そのジャズの切り絵構成をアニメーションにしたり、切り絵の
パーツをモニタ上で自分で色を変える、配置しなおすなどで
遊べるコーナーがあります。これが面白い。
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最後にマルク・シャガール、ジョアン・ミロ、サルバドール・ダリ
と濃い作家が並びます。ミロの絵は絵本みたいで楽しいです。

 

 

 

さて、他にもこちらで見逃せないのがコレクション展。

ポーラ美術館の絵画 日本の洋画、西洋絵画
http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20140921c02/
ポーラ美術館
9/18-2015/3/29

モネのコレクションは素晴らしいですよね。
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そしてルノワールも。
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ここで面白い取り組みが。

「美術をもっと楽しむ展示 じっくり」
絵画にあてる照明。この色温度を変えてどう見え方が変わるか
体感出来るコーナーがありました。

色温度を変える・・・つまり赤っぽい光、白っぽい光、青っぽい
光などです。自然の中で言うと夕陽だったり昼の光だったり
朝の光だったり、色合いが違いますよね。それでどう見えるか。

ただ、残念なのは写真だとちょっと違いが判りにくい。
人の目って不思議です。微妙な違いで印象が変わっていきます。

赤っぽい光
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一般的にポーラ美術館で印象派の絵に使っている光
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少し青みがかった光
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うーん、すいません、判りにくくて。
現地に行って是非体験してみてください。

 

 

そして私が個人的にとても好きなアールヌーヴォー系の
硝子作品もこちらには素晴らしいものがあります。

ポーラ美術館ガラス工芸名作選
http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20140921c03/
ポーラ美術館
9/18-2015/3/29

エミールガレ
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ドーム兄弟とティファニー
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ガレが作った犬の陶器なんてあるんですね!
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漆の化粧道具―江戸時代を中心に
http://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20140921c04/
ポーラ美術館
9/18-2015/3/29

化粧品メーカーと言う事もあり、化粧品の展示もありました。
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この日は本当に天気が良かったです。
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この美術館の周りにある「森の散歩道」もとても気持ち良かったです。
原生林がまだ結構残っているエリアなんだとか。
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いやー、デートで来たいもんですね・・・。

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