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ヨコハマトリエンナーレ2014

ヨコハマトリエンナーレ2014が始まりました。もう第5回ですか・・・。
もちろん1回目から見に行ってます。内覧会にお邪魔してきました
のでちらっと報告を。

 

ヨコハマトリエンナーレ2014
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/index.html
横浜美術館、新港ピア
8/1-11/3

今年の横浜トリエンナーレ、メイン会場は横浜美術館と新港ピア。
横浜美術館がトリエンナーレに参加したのは前回からですね。
新港ピアは前々回に会場になりましたね。

ところでこの黄色の線はカタカナの「ヨ」ですよね・・・
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さて、気を取り直して今回のアーティスティック・ディレクターは
森村泰昌さん。

タイトルに「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」
とありテーマは「忘却」。祝祭感は敢えて取り除いたということ
でした。個人的には祝祭感好きなので残念。
華氏451、と言うのはレイ・ブラッドベリーの小説のタイトル。
紙が燃える温度だそうです。文字(や絵)の書かれた紙が燃え
ると言うことで記憶や忘却と言う言葉に結びつくのでしょうか。

ビジュアルがちょっと宗教がかって見えたり、笑。
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小説のタイトルからきているのもあってかトリエンナーレ自体を
一つの物語として序章から始まり、続いて1話から11話までの
挿話を見ていくような展示構成になっている。
正直な印象で言うと祝祭感を無くして作家さんの選定等も少し
真面目に組まれているのと、横浜美術館がメイン会場になって
いるのもあって、美術館でやる現代アート展拡大版的な感じが
強かったのは否めない・・・。

ただ、それでも結構作品は面白かったと思います。

 

さて序章は横浜美術館の屋外と吹き抜け部分から始まります。
写真右はヴィム・デルボアの「低床トレーラー」(2007年)。
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美術館正面にある商業施設マークイズの地下にあるのが・・・
ギムホンソックの作品。この方の風船型のオブジェは屋外の他の
場所にもありました。
このゴム袋風クマさん「クマの様な構造物-629」(2013-2014年)
協力MARKIS みなとみらい、はポスターのビジュアルでも使われて
いますし地下鉄からマークイズに向かうすぐにあるので一番目に
つく作品だと思います。ただ、通り過ぎてしまう率も高そう・・・。
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美術館入口正面には大きなゴミ箱!今回はこれがトリエンナーレの
象徴とな作品になるでしょうか?マイケル・ランディの「アート・ビン」
(2010年)と言う失敗したアート作品を捨てるゴミ箱です。期間を追っ
ていく毎にこのゴミ箱が埋まっていくのだと思います。
この日は内覧会だったので投機パフォーマンスやってました。
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森村さん自らが自分の作品を投機。
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少しづつ埋まっていくゴミ箱
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さてここから11の挿話が始まるのだが、横浜美術館には1話
から7話、別の所でやるライブインスタレーションが8話、
札幌国際芸術祭との連動でやるプログラムが9話、新港ピア
の展示が10羽と11話、と言う構成になっている。

 

まずは横浜美術館から。

最初のコーナーではジョンケージの4分33秒の楽譜があった
り、マルセルブロータスが猫にインタビューをした展示があったり。
あと、言葉を絵画にしたもの。木村浩「言葉(4枚組より)」(1983年)。
ギムホンソックの風船がつながっている「8つの息」は先にも書いた
通り屋外にもあったもの。
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テーマに直接的なものとしては華氏451をミラー反転したものが
並んだり世界にたった一つの本を読むとが出来たり。
反転本はドラ・ガルシア「華氏451(1957年度版)」(2002年)
世界に一つの本は「Moe Nai Ko To Ba」(2014年)
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ため息のバルーンが浮かんでいたり、自動演奏楽器が何かを
奏でていたり。
ため息は福岡道雄「飛ばねばよかった」(1966年)。
自動演奏楽器コーナー、毛利悠子「I/O ある作曲家の部屋」
(2014年)は個人的に好きでした。
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法廷のコートとテニスのコートをかけたコーナーは法廷でDJ
イベントをやったりするそうです。テニスのコートから穴を通し
て法廷の被告席に何が見えるのか。
Temporary Foundation「法と星座・Turn Coat/Turn Court」
(2014年)
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そして居ました吉村益信「大ガラス」(1969年)。
ハムの豚「豚;pig' Lib;」(1994年)も。
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私がもっとも興奮した作品はエレベーターを下がっていった所
にあったこの泥の部屋。グレゴール・シュナイダー「ジャーマン・
アンクスト」(2014年)。係りの人が延々とぐるぐる回っている。
しばらくして再度見に行ったらぐるぐるの流れの模様が出来て
泥が柔らかくなっていました。
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カフェにあったのは三嶋安住+三嶋りつ惠(年)と言う親子組みあわ
せの作品。
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さて10話、11話は新港ピア。

こちらは少し映像系が多いものの、展示の仕方は面白いものが
多いです。現代アートならでは、な感じ。

まずはやなぎみわさんの作品ですが・・・デコトラ?
やなぎみわ「移動舞台車」(2014年)
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初日でしたので、舞台トラック開封の儀です。
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そして実演、ポールダンス。後半は出初式状態、笑。
実演は期間中ポツポツとやる感じなのでしょうかね?
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あと、こちらでは福岡アジア美術トリエンナーレコーナーも。
ディン・キュー・レ「南シナ海ピシュクン」(年)と言う海にガンガン戦闘
ヘリが落ちていく映像が面白かった。

他にも献金箱の写真だけを集めた笠原恵実子「OFFERING」(2010年)
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大竹伸朗「網膜屋/記憶濾過小屋」(2014年)はなかなか見応えありました。
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端のカフェの天井になんかオブジェみたいなものが。
ここのカフェも作品扱い、日埜直彦「カフェ・オブリビオン」(2014年)。
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と言う感じで駆け足で回ってきましたが、関連プログラムをやって
いるBankART studio NYKの方などの展示も良い感じの様ですし、
じっくりもう一度見に行かねばな、と。

 

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