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水の音-広重から千住博まで-

青い日記帳×山種美術館共催「水の音-広重から千住博まで-」展
ブロガー内覧会に参加してきました。

アートブログ「弐代目・青い日記帳」
http://bluediary2.jugem.jp/

青い日記帳とのコラボの内覧会は山種美術館では、もうおなじみ
の企画ですね。今回は初めて参加の方も多かったみたいです。

 

「水の音-広重から千住博まで-」展
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
7月19日から9月15日
山種美術館

山種美術館が持つ数多くの日本画、それを夏らしく「水」と言う
テーマで切り取ってみた展覧会です。

「水」と言っても海、川、滝、雨など様々な形態があります。
そしてそこに発する「音」も様々。

たとえば山種と言えばの奥村土牛《鳴門》。
右側の写真は《鳴門》(一部)。
Img_3997 Img_3998

近づいてみると絵具の盛り上がりが見えます。これは印刷や
写真ではわからない迫力。そこに発する音、ゴウゴウとした音
が聞こえてきます。

内覧会の初めにアートブログ弐代目・青い日記帳のTakさんが
「絵を見ながら音を想像しましょう」と言っていましたが、今まで
あまり音を想像しながら絵を見た事なかったですね。
そしてそうやって見ていると様々な音があるのに気づきます。

ザー、シャー、キャラキャラ、様々な音が流れてました。

私が一番好きだったのが山元春挙《清流》。
これは音がほとんどしない、サーと言う静かな音がうっすら
流れてくる様です。
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浮世絵にも水の描写がいろいろとあります。
Img_3923

珍しい名品も展示されています。橋本関雪《生々流転》。
写真右は《生々流転》(一部)。この美術館での展示は22年ぶり
と言う事でした。
Img_3917 Img_3963

見てびっくりしたのは宮廻 正明《水花火(螺)》。
(廻は実際は旧字表記)
投網が花火の様な模様として描かれてます。
Img_3960

他に館長さんの館内トークでは 奥田元宋《奥入瀬(秋)》の秋の
赤色の様々加減を良く見てほしいと。
写真右は《奥入瀬(秋)》 (一部)。
Img_3964 Img_3970

今回は千住博さんの絵もたくさん出てました。
写真左、千住博《水 渓谷》(一部)ではなんと木の板に絵を
描かれていて、木の年輪模様を水の波紋に見立ててます。
この頃から実験的な事をしていたのですね。他にも滝物も。
Img_3982 Img_3975

 

最後にちょっと絵から離れた話題になりますが、こちらの館の案内
サインはデザイナーの色部義昭さんのデザインです。
この方のグラフィックデザインなどは最近とても注目してます。
川村記念美術館や市原湖畔美術館などのサインも手掛けていて
それも特徴あるサインですので美術ファンはこの方のデザインに
触れている事が多いかもしれませんね。
Img_4031

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