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新鋭作家展 白木麻子・大和由佳

川口市立アートギャラリー・アトリアに新鋭作家展を見に行って
きました。白木麻子さん、大和由佳さんの二人展。
大和さんは私が前から何度か展示を見ている方です。

 

新鋭作家展 白木麻子・大和由佳 6/7-6/22
川口市立アートギャラリー・アトリア
http://www.atlia.jp/exhibition/#now01

0609

久々に関東で見る大和さんの規模大き目の展示でした。
もう一方の白木さんの作品も興味深かったです。

Img_main20140607

大和由佳さんは結構前から見ている作家さん。今回は石膏で
模った身の回りの物がつなりそれぞれ記憶の跡?が空間の中
で繋がっていく、そんな展示。

物の形が残る石膏のかけらが池に浮かぶようにして床に転が
っています。そしてその欠片たちがつながっています。

彼女の作品は前から「水」や「欠片」と言った要素が強いがそれ
を推し進めてとうとう「水」を使わずに水を表現する様になった
のか?枯山水の様なイメージに思わず作品内へ踏み込んで
行ってしまう様な、そんな世界。
他の瓶の作品も「水の跡」を使い水の名残を表現してます。

ご本人に聞いたら当初は水を使う予定だったとのこと。それも
見て見たかったかもしれません。今までneutronで見た時も
文化村ギャラリーで見た時も水盤がありました。

また、欠片たちを吊るすことも考えていたようです。これは先日
京都でやった展示が吊っていたので他の手法を試したかった
のと、吊ると「つながる感」が弱まるためにやめたのだとか。

今後も色々なパターンの作品を見てみたいですね。

Slide_01

もう一人の白木麻子さん、ドイツで活動されている作家さん。
美術畑でなく工芸/クラフトの技術を持った方。
その技術から生まれ出る作品は私にはかなり親和性のあるもの
でした。そして華美でなくシンプルにそぎ落とすような形の組立。

削りだされて形づくられて、それは椅子の様なテーブルの様な
茶碗の様な何かになる。ただ、椅子としての、テーブルとしての
茶碗としての機能は持たない何か。
工芸でもアートでもなく、工芸でもアートでもある。ご自分の立つ
場所を表現しようと言うようにも見えてきます。

大和さん、白木さんはアプローチは全く逆なのですが、二人とも
引き算が上手な作家さんの様に見えます。
元々からして組立がシンプルな大和さん、引く計算がしっかり
出来ている白木さんと、素質は違うのに出来るもののすっきり
感が共通している。

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