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アート展いくつかメモ(ミュシャ、植田正治、佐々木俊明、美を伝えゆく後期、+プリュス-ウルトラ、カイユボット、他)

デザイン週間と言う事でしきりにデザインイベントに出かけてますが
合間合間にアート展も見てます。まとめて。見た物は以下の通り。

知られざるミュシャ展

生誕100年!植田正治のつくりかた

佐々木俊明写真展 -「沈着」ー

美を伝えゆく-名品にみる20年の歩み- 後期

ジ・アートフェアズ:+プリュス-ウルトラ2013

カイユボット展ー都市の印象派

等身大の韓国写真 2013

アイ・チョー・クリスティン「無数の'ペースト'」

グレゴール・シュナイダー "Golden Lion 2001 - 2013"

西村陽一郎 「身体のフォトグラム」写真展

 

 

 

知られざるミュシャ展-故国モラヴィアと栄光のパリ-
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/13/mucha/
そごう美術館
10月19日から12月1日

ミュシャです。ミュシャ。六本木ヒルズで最近やった展覧会も記憶に
新しいですが、見なければ!と行ってきました。

森アーツセンターでの展覧会と同じ作品もありました。こちらは残念
ながら色の発色などが森アーツの作品よりも落ちる感じでした。
ただ、結構違う作品も多く、これが見ものでしたね。日本初公開も。

パリに来る前の初期のころの作品から始まり、パリでポスター等を
手掛けていく、挿絵などの仕事もする、そして、主の祈りの挿絵。
その後、祖国のチェコに戻って民族的な色が濃い作品を作る。

主の祈りの展示が多くてイイですね。テキストページや挿絵の枠の
周りの草花の文様はこの前見たウイリアムモリスのアーツ&クラフト
に影響を受けているのは間違いないと思います。

知られざる、のタイトルの通り、少しマニア向け的な展示かもしれ
ませんが今までにミュシャの作品を見た事ある人ならこの資料的
な展示にもニヤリとしてしまうでしょう。

また、ミュシャはとにかく美人を描くのが美味いですね。昔の作品
から美人さんなんですよ。そして色気がある。グラフィカルな感じ
のセクシーさがない女性ではないのですね。少し肉感的な面も
持っている(ここらは反論あるかも。あれに色気を感じないと言う
人もいるかもしれませんね。独特な装飾性があるので。)

うん、ミュシャ好きですね、改めて。

 

 

生誕100年!植田正治のつくりかた
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/now.html
東京ステーションギャラリー
10月12日から2014年1月5日

写真家、あの砂丘で有名な植田さん。時代を経てどうやって植田
さんが出来ていったか、その作り方(?)を追う事の出来る展覧会。
もちろん昔から砂丘があったわけではありません。
ただ、砂丘が無くても、昔から植田さんは植田さんなんだなぁ、と
思ってしまいました。何言ってるかわかりませんが、笑、なんか
写真を見ていて、その雰囲気が植田さんなんですよ。
写真は説明が難しいですね、苦笑。
そして、砂丘が現れます。どこまで行っても植田さんの世界。
ただ、最晩年・・・その植田さんを超える植田さんが出てきます。
あまり発表される機会が少なかったという晩年の作品。実は
これが見ものではないかと思います。植田さんの殻を破った
植田さんの世界。・・・うーん、自分でも何言ってるか判らない!

 

 

佐々木俊明写真展 -「沈着」ー
http://www.daikanyama.ne.jp/event/13101502.html
SPACE K 代官山
10月31日から11月4日

Img_3590

写真の展示・・・なんですが平面的な写真の面にテクスチャーが
ついております。

Img_3593

良く見ると和紙(?)の様なものが貼ってある。話をお聞きしたら紙に
さらに和紙の様なテクスチャーの付いた紙を貼り、そこに印刷して
いるとのこと。それが不思議なテクスチャーとなり、そこの色合いも
変わり、そこだけ浮かび上がったり、周囲が沈んだりしている効果に
なってます。これは実物を見ないとわからない。

その中でも好きだったのはこの新しい石鹸と痩せた石鹸の対比の
ペアの作品でした。
Img_3591_2

また。こらちの空のコップと水の入ったコップ。これは始め見た時は
それほど気にはならなかったのですが、別にあったファイルの中に
加工前の写真がありそれを見せてもらったところ、その加工前と
加工後のイメージの違いがとても気になった作品でした。
Img_3592_3

 

 

美を伝えゆく-名品にみる20年の歩み-
http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai64.html
三の丸尚蔵館
10月12日から11月24日
前期:10月12日から10月31日
後期:11月2日から11月24日

後期展示みてきました。後期の見どころは・・・
俵屋宗達「扇面散屏風」
伊藤若冲の「動植綵絵(群鶏図、紅葉小禽図の2幅)」

ですね。さすがの名作です。
若冲人気は流行に乗った感はありますが、でもやはりイイですね。
おそらく作品が作られた当時にはここまで書き込むタッチはメイン
では無かったのかもしれませんが、グラフィックデザインに見慣れ
た現代だからこそ、判る良さ、と言う面もあるのかもしれません。

 

 

ジ・アートフェアズ:+プリュス-ウルトラ2013
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_800.html
スパイラルガーデン
「+プリュス004」
 11月1日から4日
「ウルトラ006」
 オクトーバー・サイド 10月26日から29日
 ノヴェンバー・サイド 11月1日から4日

11月の+プリュスとウルトラノヴェンバー・サイドに行ってきました。
私の趣味もあり、平面作品よりも立体物に目が行きました。

キドプレスの土屋祐介さんのテーブルの上に乗った人と食器が一番
好きでしたね。他にもex-chamber museumにあった紙を幾何学的に
折った作品や、他のコーナーにあったガラスの胴体に人形の顔が
ついた作品、瓶の中の鳥の羽、割り箸の様な木で作った曼荼羅の様
な作品などが気になりました。

 

 

カイユボット展ー都市の印象派
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/caillebotte/
ブリヂストン美術館
10月10日から12月29日

カイユボット、きっとまじめな人だったのかなぁ、と思いつつ・・・。
印象派の作家でもあり、他の印象派の作家の作品を収集して支援を
していた収集家でもある人。
作品を見ていくと、けっして下手なわけではない、でもパッと見では
どうも、特徴が判りにくかった、と言うのが本音です。じっくり見る
と特徴はあるのですが、飛びぬけた強い個性と言うイメージまでは
無いというのが感じたところ。きっと他の作家(モネ、ルノワール、
ドガなど)ほどは好き勝手出来なかった真面目な人だったのかと勝手
に想像しながら見ていました。ただ、構図の組み方は凄く上手いな、
と思います。現代のグラフィック技法的な組み方にも見える構図。
近い遠い、視点の上下などを組み合せて実験的に色々とやっている
気もします。

 

 

韓国若手写真家4人展「等身大の韓国写真 2013」
http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/gg_exh_201310/gg_exh_201310.html
ガーディアン・ガーデン
10月28日から11月21日

写真に国境はないかもしれない、でもその考え方や写っている
もの、そこにその人の住んでいるところや背景文化などが
現れるのですかね。

一番気になったのは金信旭 (キム・シンウク)さんの「魚蟹図」

Ex_image4

これは写真なんでしょうか?昔の絵のように見えます。
素朴さがイイな、と思い目を留め、でもこれ写真展だよな、と
改めて考えて、また目を留めて。うん、良かったです。

 

 

その他、六本木方面でまとめて見ましたのが以下の展示です。
OTAで抽象画、WAKOで彫刻あり、ZEN POTOでは不思議な写真
と言うのでしょうか?人体の影が印画紙に落ちている世界でした。

アイ・チョー・クリスティン「無数の'ペースト'」
http://www.otafinearts.com/ja/
OTA FINE ARTS TOKYO
9月21日から11月9日

グレゴール・シュナイダー "Golden Lion 2001 - 2013"
http://www.wako-art.jp/top.php
WAKO WORKS OF ART
10月18日から12月7日

西村陽一郎 「身体のフォトグラム」写真展
http://www.zen-foto.jp/web/html/exhibition-current.html
ZEN FOTO GALLERY
10月17日から11月2日

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