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ウィリアム・モリス 美しい暮らし

府中市美術館「ウィリアム・モリス 美しい暮らし」を見に行って
きました!

ウィリアム・モリス 美しい暮らし
―ステンドグラス・壁紙・テキスタイル
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/morris/index.html
府中市美術館
9月14日から12月1日

インテリア好きには避けて通れない名前、ウィリアム・モリス。
イギリスの産業デザインという一つの文化を作り上げたと言って
も言い過ぎではない人です。
19世紀、粗悪な量産製品が広まってきた時代に手作りの質の
良い製品を見直す運動「アーツアンドクラフツ」を起こした人。
それが各国に渡ってアールヌーヴォーや分離派、そして日本の
柳宗悦の民芸運動にまで影響を与えました。
   
今までもアーツアンドクラフツを取り扱った展覧会はありましたが
モリス単体で扱った展覧会は凄く久しぶりの様です。
   
絵の無い展覧会、壁紙が飾ってある展覧会、そんなの面白い?
と思われるかもしれませんが、それが・・・面白いんです!

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こちらがモリスの名作として有名な「いちご泥棒」。
染めには難しいインディゴでベースを染め、そこから色を付け
る部分だけ色を抜きさらに染めていくという、まさに手作業なら
ではのもの。

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他にもさまざまな壁紙、布物があります。どれもデザイン好き、
インテリア好きならば見逃せない物ばかり。

教会のステンドグラスの展示(実物ではありませんが)なども
ありますが、その下絵を描いたのはモリスのほかになんと!
バーン・ジョーンズ。
バーンジョーンズ下絵のものとモリス下絵の物の人物などを
見比べるとモリスが絵が下手だった(だからこそデザインジャンル
で成功しているのですが)のがわかりますね・・・。

展覧会の入口にはモリスデザインの壁紙の復刻版が貼られてた。
Img_1036 Img_1037

最後の方にはプロダクト製品などもありますが、そこらを見ると
アールヌーヴォーなどがアーツアンドクラフツに影響を受けたの
が判ります。

そして危険なのがショップ。本家イギリスのV&Aミュージアムの
ミュージアムグッズが来てます。散財の危険!

Img_1011 Img_1027

このTシャツ買うところだったよ・・・
Img_1021

この青の手ぬぐい買ってしまったよ・・・。
Img_1022

この美術館で楽しいのが簡易ワークショップとして出口にある
コーナー。

ハンコで柄を作ろう、とか、手乗りいちご泥棒を作ろうとか、
子供向けかもしれないけど大人も思わず楽しんじゃう!

Img_1038 Img_1039

まぁ、好きな人にはたまらない展覧会でした。

ちなみに都内では来年、イギリス美術の展覧会が続きます。

三菱一号館美術館で
「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」
http://mimt.jp/beautiful/
2014/1/30から5/6

森アーツセンターギャラリーで
「ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢」
http://prb2014.jp/
2014/1/25から4/6

このモリスからビューティフル、ラファエル前派と言う流れで
見ていくのもイイかもしれません。

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