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竹内栖鳳展

東京国立近代美術館で「竹内栖鳳展」と所蔵作品展見てきました。

 

竹内栖鳳展
http://seiho2013.jp/
東京国立近代美術館
9月3日から10月14日

いやー、良かった。とにかく良かった。
関西画壇の偉大なる画家、四条派から丸山派、琳派、西洋画の技法
までを学び、広い視野と確かな技術で作品を残してきた人。
と、説明するよりも見た方がいいです。見ればそんなことも関係なく
凄いな、と言うのが判ります。見て損はない展覧会になってます。
今回の展覧会は本当に竹内栖鳳の絵のみで構成されているのも
良いですね。

特に前半の画が私は好みでした。

雀(犬も)のかわいらしさ「百騒一睡」
ライオンやトラの姿の美しさ「獅子」「虎・獅子図」
象の異形さ「象図」
間が絶妙なゴイサギ「雨霽」
滑稽な顔したクマ「熊」
初めてのヌードに恥じらう女性モデル「絵になる最初」
少し間抜けな雀たち「喜雀図」

などなど気になった絵は山ほどあります。

その中でも私が好きだったのは以下の2点。

「蕭条」
漠然とした柳の木とセキレイの絵

「宿鴨宿鴉」
墨で描かれたターナーの様な景色の中にポツンと鴨が浮かぶ
魅力的な世界。

そして後半、技術的に確立してしまったのか栖鳳の絵の描き方は
似たようなタッチが増えてきた気がします。動物の描き方などは
毛並みの表現など完成されすぎている。ただ上手いのは上手い。
間違いなく上手い。個人的にはまた色々試しているような30歳から
40歳くらいの間の絵が好きだったかな。

でも、後半でも好きな絵は沢山あって

これどういう構図?カッコいい!と言う二頭の龍「二龍争珠」
カブにネズミがやけに印象のこる「春宵」
背景の金の散らしが素晴らしい「若き家鴨」

など本当に見とれてしまう様な絵ばかりでした。

後期展示には山種美で見た斑猫なども出てくるようなのでもう一度
行きたいと思います。

所蔵作品展「MOMAT コレクション」
http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20130810.html
東京国立近代美術館
8月10日から10月14日

相変わらずの濃い内容のコレクション展。
今回の私的必見は

デザイン的美しさも素晴らしい、加山又造「千羽鶴」

琳派構図が美しい、小林古径「唐蜀黍(とうもろこし)」

そして最後のコーナー「日本画のプロセス」で見た東山魁夷。

コレクション展も見ないと損をします!

 

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