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大野麥風展

東京ステーションギャラリーで大野麥風展を見てきました。

 

大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/next.html
東京ステーションギャラリー
7月27日から9月23日

みんな大好き、私も大好き、な博物画の展覧会です。
大野麥風、魚の博物画を描いた方のようです。

展示としては初めに大野さん以外の魚の博物画コーナーから
始まります。
リアルに描くのが博物画だと思っていたのですが、様々な方の
描いた魚の絵を見ていると、それぞれ特徴あるんだな、と改め
て思いました。

特徴をとらえた栗本丹洲さんの描く魚。
滑らかな線が美しい高木春山さんの描く魚。
貝類研究家の平瀬興一郎さんの描く貝は色っぽかったり。
杉浦千里さんは甲殻類を得意とする方でカッコいい。
(杉浦さんは円谷プロでキャラデザインをしていたとか)

そして大野麥風さんのコーナーですが初めは洋画を描いていた
そうです。その後日本画に転向したと言う事で様々な絵があり
ましたが、動物の絵は緻密で凄いな、とは思う物の・・・他の
絵はピンとこなかったなぁ。賞もとったようですが。

そして「大日本魚類画集」のコーナー。これが圧巻ですね。
緻密に描かれた様々な魚等の絵。そして木版刷りへのこだわり。
見ていると鮎とかイワナとかヤマメとかの柔らかい線で描かれた
魚がイイですね。青魚などはイマイチかな?区別つきにくかった
のか、もしくはお嫌いだったとか?

本は木版刷りなのでそれへの指示の仕方も細かいこだわりが
凄いです。ここをもう少しボカすとか色をもっと薄くだとか、厳しい
指摘がバンバン入ってます。

画集に載っていた解説文が館内にあったので少し見ました。
「鮎」のページには「鮎はアユと訓むべきであらうが、一般にアイ
と云ついてゐる。鯛と共に贅沢な食品で、惣菜品では無い。」
とありました。食べることばかり書いてある・・・。
他の魚に関しても食用としてどうだとか何月が美味いとかそんな
事が多かったですね。

初めて知ったのがキュウセン(キュウセンベラ)と言う名称は神奈
川の三浦地方での呼び名だと言う事。
調べたら三浦地方での呼び名が正式和名になったようですね。
昔、小さなころ江の島の裏の岩場でキュウセンとかたくさん見たな。
と言う記憶が蘇りました。

最後の方には大野麥風さんの魚の絵画が幾つか。
動きのある魚の絵はさすがです。
淡水魚作品集と言うのを出していたのでやはり川魚とかが得意
だったのかな?

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