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ソフィ カル 最後のとき/最初のとき

原美術館で「ソフィ カル 最後のとき/最初のとき」を見てきました。

 

ソフィ カル 最後のとき/最初のとき
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
原美術館
3月20日から6月30日

原美術館のソフィ カル展。1Fの展示が良かった。
ソフィカルテイストではあるけどなんか今までとは違う感じもした
作品でした。今までソフィカル作品はそれほどたくさん見たわけ
ではないですが私の勝手なイメージでは自分や人の「痛い」所
をさらに痛々しく取り上げるイメージがあったので、正直。見に
行くのに気力が充実しているときでないとなー、と・・・なかなか
行けなかったのですね。

1Fの作品は「最初のとき」。今まで海を見たこともない人が、
生まれて初めて海を見る。振り向いたその時の顔を映像で
映し出す。
4_2

今回の1Fで展示されていた作品における「最初」と言うテーマ

に今までにないソフィカルさを感じ新鮮に感じたのだろうか。
でも、見事にソフィカル世界として成り立っているのが面白い。

また、大人の感慨深い顔に対して、子供たちが海を見た後に
服が濡れるのも構わず遊ぶという、素直な姿がやたらと心に
残ったのですが。

ソフィカルは何かある面を切り取るのがうまいのだと思う。
それが今までは痛い面が私には多く目についただけなのだろ
うか。2Fの展示はまさにその痛い面が目につく感じでした。

2Fは「最後のとき」と言う作品。目の見えない人が最後に見て
覚えている風景を文章とし、イメージ写真として展示してある。
2

1Fの何かをこれから産み出す様なストーリー、これが今まで
にソフィカルに無い点だと思って何か新しい領域を感じた。

ただ、そのストーリーは今までにもあったのかもしれない。
今までは、その作品の痛さに目が行ってしまい、そこにある
その先のストーリーから目をそらしてたのかも。

正直好きなタッチの作家かと言うとそうでは無くて、でも、作品
があれば、それが痛くても、結局はそこから目を逸らす事が
出来ないタイプの作家です。目が逸らせないから余計辛さを
真っ正直に受け取ってしまうのかも。

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