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やきものが好き、浮世絵も好き/宮永愛子展「house」

根津美術館で「やきものが好き、浮世絵も好き」展を
ミズマアートギャラリーで宮永愛子展「house」を
見てきました。

やきものが好き、浮世絵も好き
山口県立萩美術館・浦上記念館名品展
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/
根津美術館
6月1日から7月15日

いや、私が悪いのですがね、完全に勘違いしてました。

でも、だって・・・「萩」美術館の所蔵品でタイトルに「やきもの」
がついていて、「茶道古美術」の得意な根津美術館での展覧会で、
ねぇ、やっぱり・・・萩焼茶碗の名品とか出てくるのかと思うじゃ
ないですか。いや、事前に調べて行かなかった私が悪いのですが。

今回展示されている「やきもの」は中国/朝鮮の古陶磁器。白磁や
青磁メインでした。ものとしては面白かったのですが、考えていた
のと違ったので、私は少し肩透かしをくらってしまって。
でも古い器のデザインは面白いですね。壺の首の部分を人の頭を
描いているものなどあるのですが、そこから両脇に身体が伸びて
いて・・・頭は一つなのに体は二つ?とか。
他にも壺の上部に鳥の造型があり、下部には海の生き物、亀や蟹
等が居る。中頃はアシカ(?)や虎(?)など居るので空と陸と
海を表現しているのかなー、と思ったのですが、その海の部分に
人が座っているのですよ。海じゃないのか?海の中の修行僧か?
その壺、小さな穴があるのですが、その穴に飛び込むような姿の
魚がムツゴロウの様で変なんです。

あと、もう一つの目玉が「浮世絵」。2階の展示室にあります。
これは凄い。歌麿はやっぱり美人画うまいし、北斎、豊国、写楽
と一通りそろってるし。
歌川国貞、歌川国芳、渓斎英泉の3人の合作なんかあったりして。
目を惹いたのが、、、
国芳「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」でモノクロの烏天狗が
飛び回る迫力の画。
鳥文斎栄之「青楼美人六花仙 松葉屋喜瀬川」の艶っぽさ。
歌川広重「木曾路之山川」のダイナミックさや「名所江戸百景 
両国花火」の構図のうまさ等。

ま、思い込みで失敗しましたが、良かったです。

宮永愛子展「house」
http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1366439675.php
ミズマアートギャラリー
6月12日から8月3日

深々と静かに、そして深く溶けていくような展示。
まさに宮永さんの世界でした。

アクリルに封入されたナフタリンで作られた椅子が正面にあるなか、
アクリルケース内に収められたナフタリンの蝶が分解して結晶化
されながらも舞っている、そんな部屋。

奥の展示室にはアクリル封入の靴や時計、ハイヒールなど。
もちろんこれらもナフタリンで出来てます。

和室には本の形をしたアクリルケース。その中にこれもナフタリン
で作られたジグソーパズル。

壊れていくナフタリンの物体を壊れていく様を見せたり、アクリル
に封入することによって形を残したり。

この世界好きです。

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