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エル・グレコ展/琳派から日本画へ/国宝那智瀧図

えー・・・本当はまとめて書いてはいけない様な展示達なの
ですが・・・、お許しください、以下3展をまとめてUP。

東京都美術館のエル・グレコ展

山種美術館の琳派から日本画へ

根津美術館の新春の国宝那智瀧図

となります。

 

エル・グレコ展
http://www.el-greco.jp/
東京都美術館
1月19日から4月7日

絵は凄いと思います。特に「無原罪のお宿り」の迫力。
NHKでもやってましたが本当に天使の羽が立体に飛び出て
見えます。他にも天井画は見る視線を考えて敢えて歪ませ、
その空間と見る位置にあった様に描いているところなど凄い
です。立体感覚のある方ですね。まぁ、個人的に西洋宗教
絵画に疎いもので入り込めなかっただけ・・・。

 

琳派から日本画へ―和歌のこころ・絵のこころ―
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
山種美術館
2月9日から3月31日

こちらは私がのめりこめる日本美術、そしてそれも琳派です。
こちらはもう文句なしです。琳派展、最近あちこちでやって
ます。年に数回見ます。もちろん流行的なものもあるでしょう。
ただ、それだけ日本人の心を掴むものである事も間違いない。
そしてただの流行りで終わらせない様にどの展覧会も、そして
今回の展覧会も工夫されてます。
琳派に影響を与えた古典から琳派へ、そして琳派から近代の
日本画へ、と言う流れの切り口となってます。
数々の和歌などの古筆の美しさ。そして言うまでもない琳派の
装飾性。近代の大観、観山作品まで日本芸術ファンにとっては
たまらないですね。
古典を下敷きにしながらも完成されているのが、本阿弥光悦
「摺下絵古今和歌巻」や尾形光琳「四季草花図巻」など。
そこからまた独自に発展させているのが酒井抱一「月梅図」や
「秋草鶉図」です。
そして近代の横山大観「竹」や下村観山「朧月」、速水御舟の
「紅梅・白梅」の妖艶さ。特に下村観山「老松白藤」は妖しかった。

 

新春の国宝那智瀧図 仏教説話画の名品とともに
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
根津美術館
1月9日から2月11日

もう、那智瀧図ですよ、国宝ですよ。一部屋に一作品だけ・・・
どーんとありましたよ。熊野に行きたくなりますよ。
この絵を見ると本当にこの瀧に神を重ねて想像したくなります。
千手観音が姿を変えた飛瀧権現をこの瀧に見立てているとの
事ですが、その前に山や瀧など自然のものそのもを神とする
日本の信仰がそこに見えます。
ただの古臭い絵かもしれませんが、そこに宿る何かが見えて
くる気がします。
と、こんなに興奮して書いてる割には最終日ギリギリ滑りこみ
で見て来ました・・・。

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