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ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その弐:日本郵船海岸通倉庫

今回の横浜トリエンナーレですが前回にも書きましたがアート
ファンとしては「展覧会」としてそこそこ楽しめる物にはなっ
てます。作品の楽しめる感は208年の3回目よりもあったので
はないでしょうか?
世界の先鋭アートよりも日本の若手を取り上げたというのはイイ
感じに繋がっていると思います。もちろん多くの人が来る会場で
見せにくい作品もあり、運営維持も大変な物もありますがそこは
アートならでは、って事で。横美のコレクションと抱き合わせで
現代アートを見るというのも視点は面白い。けどこれは企画の中
の一つという感じで大々的に出展作家として扱われているのは
ちょっと・・・とは思います。

全体ではやはり広がり感はありませんでした。課題はあります。
一つは美術館がメイン会場だった事。メイン会場がどこかにあり
サブ会場として一つの企画として美術館が参加するのならまだ
良いと思いますが2つの会場のうちの一つとしてはどうでしょう?
美術館の企画展として見えてしまいます。
次は運営の堅苦しさ。アートを楽しもう的な感じは少なくて常に
杓子定規的な運営が見受けられました。目の前に来たら必ず
注意をする、インスタレーションは少しでも中に入りたいのに
安全な領域でも少しでも超えたら注意するなどありましたね。
声掛けする方がいけないのかルールを決めた方がいけない
のか判りませんが、あくまでも人が多い所で注意しなくては
ならない決まり切ったルールの上での運営に見えました。
最後に街全体での展開が少ない事。メイン会場2箇所に加え
YCCや屋外作品が数点、さらに新港ピアと黄金町で関連展開
をしているものの街を取り込んでやってる感は見えないです。
アートファン以外はやっていることも知らないのではないかと
言う感じの閉ざされた雰囲気が残念ですね。
ま、今回は残念に想う所がありながらもアートファンとして
楽しみます。

2回目は日本郵船海岸通倉庫会場の感想を書いてみます。
 

ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR
-世界はどこまで知ることができるか?ー
横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)等
8月6日から1月6日

今回の目玉はなんと言ってもクリスチャン・マークレーの
「THE CLOCK」でしょうか。映画で時間が出てくるシーン
をつなぎ合わせて(1本1分1シーン)24時間分の映像を
作ってしまったというもの。どこかで見たような映画も。
素晴らしい作品でずっと見てしまいます。
ヘップバーンとバーグマンの美しさにも見とれた。


イェッペ・ハインの椅子も面白いが、唐突感が欲しかった
なぁ。予約してハイ、座って、だと心の準備しちゃうので。
いきなり座ったらスモークが出る、方が良いけど・・・。
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イエッペハイン、煙に巻かれるとはこの事。
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ヘンリック・ホーカンソン、1Fには根っこ。
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2Fに行くと木の幹。
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3Fには木のてっぺん
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山下麻衣+小林直人、スプーンも面白い。
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砂鉄を集めてスプーンを鋳造するという物。
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カールステン・ニコライのスモークの中の光の軌跡。
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自分の影を映してみた。
Photo


デワール&ジッケル、粘土で作られたカバ。湿り気を与えて
ないと駄目、と言うのはカバに共通?
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落合 多武、ネコ踏んじゃった、ですか?
周囲には箱が並んでいるだけだがそこには、ひっかき傷が
あったりして。映像を見るとネコがその箱の周りで遊んでいる。
ネコはいないのにネコの痕跡はある。箱を見ているとネコが
頭の中に浮かんでくる。
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ジルヴィナス・ケンピナス、フィルムの壁も面白い。
横から見たら何もない部屋。
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角度を変えるとフィルムの帯が見えるという。
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ヘンリック・ホーカンソン、倒れた樹。横になっても成長する。
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シガリット・ランダウ、有刺鉄線に死海の塩。
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リヴァーネ・ノイエンシュワンダー、文字を並べて言葉を
作りあげる体験作品。えっ?声が裏返ってるって?
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泉 太郎さんの映像と物の対比のインスタレーション。
泉さんの作品はMOTにあったものが好きだったなぁ。

そして別の場所に移動。近くのYCCでも展示があります。

ピーター・コフィンの植物に音楽を聴かせるハウス。
この中ではライブもやるそうです。
内覧会ではボアダムズのEYEさん、他にも大友良英さんや
ジム・オルークなどいかにも、なメンバーですね。
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YCC近くにあった島袋 道浩作品の看板。
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とまぁ、駆け足で見てきました。もう一度行きたいな。

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