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廣村正彰展 ジュングリン

グラフィックデザイナーの廣村さんの展覧会です。
いやー、良かったです。

デザインの展示と言うよりも「物の見方」の展示という感じです。
視点を変える、とか、気が付かなかった物に気付く、と言うのは
デザインにはとても大事な事ですよね。
クリエイティヴに関わる人は見ておいた方が良いと思います。

 

廣村正彰展 ジュングリン-意識が動く映像
西武池袋本店 別館2階 西武ギャラリー
5月26日から6月6日
Junglin_chirashi11


グラフィックデザイナーの廣村さんの展覧会です。
私なんかはサインデザインの廣村さんというイメージが強いかな。
この方のサインデザインは素晴らしいです。
ちょっとサインにはうるさいですよ、わたし(サイン以外にも?)。
今までに廣村さん関連エントリ幾つか書いてます。

横須賀美術館、其の壱:サイン編
銀座三越ムーミングッズ、丸井北千住食遊館サイン
サイン:それはグラフィックではない、タイポグラフィではない、何か~廣村正彰 2D⇔3D

さて、今回の展覧会はグラフィクデザインの展覧会・・・と言うわけ
ではない感じです。
なんでしょうね、「物の見方」についての展覧会なんではないかと
思ってます。視点を少しずらすと新しい物が見えてくるとか、新た
な気付き、とかそう言うものを取りあげている気がする。

あまり書くとネタバレになってしまうのですが・・・

作品1 ラッピング
黒い空間に黒い物、もちろん物の形は良く判らない。
それを包装紙で包む、すると物の形が浮かび上がってくる。
1

作品2 シャツ
壁にシャツのディスプレイ。シャツの模様である縞が・・・
変わっていく。投射された模様である事に気が付く。
2

作品3 ショッピングバック
ショッピングバックに物を詰め込む人。バックを透過して
物を可視化すると・・・生活や人となりが見えてくる。
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作品4 ラウンドウォール
これは素直にインスタレーションとして楽しむのがイイかな?
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作品5 ドア
ドアを開けて入っていく人、出ていく人。その中と外を
別の軸で連動させると・・・あら面白い。
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作品6 カラーバトン
グラデーションで表現された物をバケツリレーしていく
のだが・・・あれ、これって全部同じ映像の時間軸ずらし?
6_2

一つ一つは些細な事で、日常的なことなのですがそこ
に少しの視点の変化を与えるだけで興味深くなっていく。
デザインにはとても大切な事ですがなかなか難しい事。

お金掛けて、豪華な素材で、凄い形の物作って、、、
これって凄いデザインでしょう?ってのは誰にでも出来る。
(嘘、誰にでもは出来ない。お金掛けても駄目な物は駄目)
大抵のデザインはお金に制限有り、色んな縛りあり、要求
あり。で、その中でオオッと言われる物を造り上げる所が
素晴らしいのだと思います。

それを商業的だと嫌う人も居るとは思います。
ただ、ビジネスとして、役に立つ物としてその中に素晴らし
いデザインを埋め込むのは私は好きです。

あと、ラッピングなんかでもしっかり西武の包装紙使って
ますよね?この展覧会で。ビジネス上のこび/へつらい
ではなく、これは商業としてデザインのやっている人の
気遣いでもあるし、こだわりでしょう。こう言うビジネス上の
気遣いが当たり前のように出来るのってイイですよね。


↓こちらのWEBでインタビューなどが少しあります。
AXIS JIKU 廣村正彰展「ジュングリンーー意識が動く瞬間」


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