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生誕250年「酒井抱一―琳派の華―」

昨日のソロモン流は陶芸家の岡崎裕子さんを取り上げてました。
去年末にTKG Editionsでやった個展は見に行きました。
年明けにTKG Editionsへふらっと立ち寄った際には岡崎さんが
展示の撤去をしている時で幸運にも少しお話しをさせて頂く事が
出来たのです(ソロモン流出演もその時に聞いた)。
個展で出ていた黒の皿はこの個展用に作ったとは!ああ、黒の
皿も買えば良かった!

さて、畠山記念館の酒井抱一展に行って来ました。
今年の酒井抱一Year、酒井抱一関連展示の実質的第一回目です。
※酒井抱一関連展示としては出光美術館の「琳派芸術」の方が早く
 始まってますが現在やっている琳派芸術前期展示は酒井抱一作品
 は1点のみ。実質としては後期展示が酒井抱一展示ですからね。
  

生誕250年「酒井抱一―琳派の華―」
畠山記念館
前期:1月22日から2月17日 月休
後期:2月19日から3月21日 月休

Winter__1 Winter__2

琳派の中では私は酒井抱一が一番好きな画家ですが、まぁ、それ程
ここら辺に詳しくない私はマニアとはほど遠い、まだまだ初心者。
そこでもうマニアと呼べるほどのお知り合いに「前期後期どっちが
イイですか?」と控えめにオズオズと質問した所・・・
「酒井抱一好きなら両方見に行かねばあかんだろう!」と叱咤され。
もう、仕方なく前期展示から行ってきました。
※注:上記表現はかなり誇張演出されております。マニアなお知り合い
 は関西弁でもなく上記のような叱咤口調でありません。私がオズオズ
 と、と言うのも実際は・・・。えー、念のため。
なお、早速畠山に向かうその道すがら、おっと目の前から!そのマニア
な方とすれ違い、びっくり。俄然と真剣に見る気になった私。

館の中に入ると、あるある。正面に酒井画の草木絵が見えるではない
ですか!ただ、美味しい物は最後に取っておく派の私としてはいきなり
そちらには行きません。むしろなるべく目に入らないように気を付けて、
まずは他の展示を見回ります。

まずは中央あたりで展示の焼き物関係を見ます。
尾形乾山作が多く、本阿弥光悦作もありましたね。出光美のエントリに
も書きましたが乾山の作品は私はあまり好きではなく(勉強不足、と
言うだけですが)。でも、出光美で見たものよりもこちら畠山にあった
作品の方が個人的には好きだったかな。
印籠と根付けコーナーが面白く、欲しい欲しい、と思いながら見てました。
さて、そこで横目に入ってくる草木画、なんですがそちらに駆け寄りたい
のを我慢して逆側にある茶室コーナーに向かいます。
好物は最後に取っておく物です。

そこには酒井抱一、鈴木其一、尾形光琳の人物画があります。
はい、こちらも正直、江戸時代の人物画が好みで無い私にとっては、例え
酒井抱一作だろうとそれほど興味ある物ではありません。私ってば失礼な
やつです。もう、マニアには到底なれませんね。
ここで目を惹くのは光悦作の扇の絵です。
扇面月兎画賛 本阿弥光悦筆
大胆な構図と色。おそらく製作当初は青緑の薄い、濃いがもっとハッキリ
別れていてさらに大胆に見えたと思います。この構図は凄いです。

さて、そこまで焦らしてメインディッシュに入ります。
こちらにある酒井抱一作の・・・
四季花木図屏風
十二ヶ月花鳥図 1~6月
これを見るために来たと行っても過言ではありません。

四季花木図屏風
草木画としては比較的シンプルな感じの作品が多い酒井抱一作品の割
には力強い感じがする屏風です。桜がその力強さを表現してるのか。
ただ、桜以外は酒井抱一らしい細やかな草花と余白の取り方です。

十二ヶ月花鳥図 1~6月
やはり、これが一番の注目作品でしょうか?前期は6月までの6幅。
私としては桜と瑠璃鶲、芍薬と燕、燕子花と鷭、あたりが好きで
した。燕の仲睦まじい感じがまた愛らしくて!

7月から12月は以降は後期展示に出てきます。
後期は2月19日から
風神雷神図 酒井抱一筆
月波草花図 酒井抱一筆
十二ヶ月花鳥図 酒井抱一筆 7~12月
向日葵図 鈴木其一筆
が出てきます。後期もなんとかして来たいなぁ・・・。

帰りがけに畠山美術館の庭を散歩。
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さらに白金台駅に行く途中にある八芳園の庭も覗きました。
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白梅はまだ咲き始め、紅梅は既にかなり咲いてました。
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入り口付近にあった桜が何を血迷ったか咲き始め・・・。
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カップルが歩き回る園内に一人迷い込んだ私のようです、苦笑。
そうなのよねぇ、ここでホテルの係りに案内されているカップルというのは
そう言うことなのよねぇ・・・。ええい!

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コメント

こんばんは。マニアです。抱一のためなら2、3度でも行かなあかんでしょう!当然のことやないかと。

さてさて畠山は白金台にも抜けられるのですよね。
一度地図を見て行こうかと思いましたが、途中で迷いそうなのでやめておきました…。20分くらいですかね?

投稿: はろるど | 2011/01/30 20:08

>はろるどマニアさま
さすが言う事が違います!ひれ伏します。
私は帰りは白金台に抜けました。
20分弱ってところですかね。結構遠く思え
ました。白金台駅から来ると坂登ります。
出来れば避けた方が無難かと。

投稿: KIN | 2011/01/30 21:42

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畠山記念館(港区白金台2-20-12) 「生誕250年 酒井抱一 琳派の華」(前期展示) 1/22-3/21 酒井抱一の生誕250年を記念し、館蔵の抱一作品を展観します。畠山記念館で開催中の「生誕250年 酒井抱一 琳派の華」へ行ってきました。 定評のある畠山記念館の琳派コレクションではありますが、今回のように抱一メインで紹介されること自体がかなり珍しいかもしれません。抱一及び、光琳、光悦、其一、乾山などの絵画、工芸の諸作品が、前後期合わせて計35点ほど登場しました。 しかしながら如何せん... [続きを読む]

受信: 2011/01/30 20:05

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