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「100かいだてのいえ」のひみつ/吉祥寺美術館

本屋大賞ノミネート作品が出た。
「悪の教典」貴志祐介/「錨を上げよ」百田尚樹/
「神様のカルテ2」夏川草介/「キケン」有川浩/
「叫びと祈り」梓崎優/「シューマンの指」奥泉光/
「ストーリー・セラー」有川浩/
「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉/
「ふがいない僕は空を見た」窪美澄/
「ペンギン・ハイウェイ」森見登美彦

有川さんが2冊入ってる。
この中で読んだのは「ストーリー・セラー」と
「ペンギン・ハイウェイ」のみ。
「謎解きはディナー のあとで」は買うかなぁと思いつつ
結局買わず。他の本を読んでないので判りませんが私
個人的な好きで言うと「ペンギン・ハイウェイ」は凄く
いいと思うのですが一般的にうけるのは「ストーリー・
セラー」かな、と。まぁ、2冊しか読んでないのでなん
とも、ですが。

さて、吉祥美の岩井俊雄さん絵本展に行ってきました。
 

「100かいだてのいえ」のひみつ
-岩井俊雄が子どもたちと作る絵本と遊びの世界展
 
武蔵野市立吉祥寺美術館
2010年12月23日から2月20日

岩井俊雄さんと言うとアート好きな人が持っているイメージと
してはメディアアート系の作品を作っている人、ではないで
しょうか?実は絵本も描いているのですよ。ってご存じの方も
多いですね。マナー広告の「どっちがへん」シリーズで知って
いる人も多いかも。私のイメージは岩井さんはウゴウゴルーガ
やメディアアーティストとしての活動の方が強いですね。
※岩井さん、と言う事でロビーにはテノリオンもありました!

岩井さんは現在、井の頭動物園の近くに住んでおり自分の子供
のために絵本を作ったりしている、と言う事もあり今回の吉祥寺
市立美術館で「100かいだてのいえ」「ちか100かいだてのいえ」
と言う絵本メインの展示を開催する事になったようです。

100f Chika100f

絵本の1ページ1ページをじっくり見せる「100かいだてのいえ」
「ちか100かいだてのいえ」のコーナーがあり。それが出来る
までコーナーもあり、いわいさんちのあそびをのぞいてみよう
コーナーあり、来場者が参加して自分たちで100かいだてのいえ
の一部を作るみんなの100かいだてのいえコーナーあり、等々。
当たり前ですが親子連れが多かった、と言うかほとんど。
絵本展にいい歳して男一人で見に来ている私は下手すれば
不審者ですね、笑。いやいや、子供心を忘れない素敵な大人、
と見られていたでしょうか?

100かいだてのいえ、は自分の子供が数字の桁の繰り上がりが
良く判らないので、それを理解させる為に作った本だとの事。
1から10階、11から20階、そ10階建て毎に1ページの絵です。
階毎に済んでいる住民も10階毎に変わっていきます。
そして、そこで営まれている生活がその生き物の性格に伴って
いて凄く楽しいです。
100fnezumi
 
ねずみ→りす→かえる、等々と10階ごとに住人が変わっていき
ます。コウモリは逆さにぶら下がり回数表示も逆さに。
キツツキは彫刻を楽しみ、ヘビの回数表示はヘビモチーフです。
子供達は「ねぇねぇ、○○が××しているよ」と自分の発見を
自慢げに親に話してます。
危うく「こっちではこんな事してるよ!」と私も子供達に話し
かける所でした。変質者としての連行は免れ・・・いやいや、
子供心の判る大人としてアピールできない自分の羞恥心が悔しい。
 
続編の「ちか100かいだてのいえ」はさらに各階の描写が楽しく
なってます。
Chika100fmogura

穴から堕ちて入って来た扉は壊れたまま。
蝉は歌の練習、ミミズは和風の部屋で書道をしてます。
そして途中にあった伏線も含めて最後には・・・
ネタバレになるのでここは是非見に行ってください。

全体としてとにかく楽しげな展覧会になってます。見に来ている
人もみんな楽しんでいるし。イイ展覧会だなぁ。

併催の「浜口陽三 うつろう時間」「季節の詩 荻原英雄の四季」
も見てきました。


ちなみにこの美術館が入っている建物は去年リニューアルされて
コピス吉祥寺という新しいファッションビルになりました。
子供服コーナーのコムサスタイルで何故か若冲が?
Img_7545_2

ここの1Fになんと「ムーミンスタンド」なる物を発見!
Img_7534

何?これ?と思ってみたらタピオカが入っているジュースを
売ってます。タピオカをニョロニョロのタネ、と言い切り
ストローの一部にニョロニョロを付けているのです。
Img_7550

工夫というか無理矢理というか、まぁ、面白いので買って
しまう私のような人もいるのでしょうね。
そうなんです、ニョロニョロはタネから生えてくるのですよ!
私はこの設定が大好きなんですが、このマニアックな設定を
使って来るあたり素晴らしいです。マーケティングとしては
どうかと思いますが、笑(原作小説「ムーミン谷の夏まつり」
を参照)。
お腹の中から生えてこないか?と言う心配は御無用です。
ニョロニョロのタネは夏至の日に蒔かなければ生えてこない
のです。と言う事は、だ、夏至の日はこのスタンドはお休み
なんですかね?間違っても夏至の日に買ってはいけませんよ、
このジュース。うー、夏至の日にこのスタンド前で「今日は
買っては行けません!」と大声で叫んだら営業妨害になるの
かしら?やってみたいなぁ。

ちなみに、ムーミンの顔のワッフルも売ってました。
Img_7549

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コメント

「100かいだてのいえ」「ちか100かいだてのいえ」去年ヘビロテでございました。
もう何回読んだか。。。
4歳前後の子には最高に面白いみたいでした。
ちなみに石上純也展を見に行った時息子が
「「100かいだてのいえ」だー!
 でも人しか住んでない!別のお話を作ってほしい!」
と何度も話していました。

投稿: せいな | 2011/01/27 20:03

>せいな様
やはり子供には人気なのですね、この本。
会場に来ていた子供達もみんな面白そうに
してましたよ。大人でも楽しいですもの、これ。

投稿: KIN | 2011/01/28 10:40

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