ぬくもりは橙色〜森の薪能
平成20年第25回新宿御苑 森の薪能
10月11日 新宿御苑イギリス風形式庭園
案内人 真野響子
狂言「業平餅(なりひらもち)」 野村萬斎・野村万作ほか
能 「葵上(あおいのうえ)」 観世銕之丞・森 常好ほか
狂言はやはり楽しい。コミカルで判りやすい。
能はあの節回しがね、ちょっと眠くなるのが何ですが。
でもストーリーさえ判っていれば結構楽しめる。
あの台詞を聞き取れるようになるともっと楽しいだろうなぁ。
先日見た歌舞伎も面白かったが個人的にはこっちの能と狂言
の方が好みかもなぁ。
狂言って能の幕間でやっている、いわゆる箸休め的な存在
ですよね。あ、もちろん悪口ではなくて。
だからこそ面白いし、スッと入っていける。
サーカスで象の曲芸と空中ブランコの合間にピエロが幕間を
埋めるけど、そんな感じ?
ピエロの芸がまずいとサーカスの品が落ちる。脇役のようで
いて実は最も身近で認められている存在。
狂言ってそんな感じでしょうかね?
業平餅は滑稽でテンポも良く楽しかった。
能は深いですね。これはもっと勉強しなきゃな。
見立てをしたり演技を最低限抑えて伝えたり、音楽と台詞
の節回しと体の動き、これらをもっと読み取れるように
なるとはまっていくんでしょう。
(正直まだ眠くなって来る時あり。だってあの節回し、
アルファ波出てるのでは?)
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コメント
いいなー!
萬斎さんのファンなので彼の公演はいつもチェックしているのですが、この日はバレエ鑑賞の予定が入っていて取れなかったのです。
私も歌舞伎より能の方が美しくて好きです(狂言はあくまで副菜)。
囃子のリズムは気持ちいいです。
あんまり気持ちよくて、睡魔が〜
投稿: ogawama | 2009/10/18 22:21
>ogawamaさま
ええ、萬斎さんでしたよ!お父さんの万作さんも
素晴らしかったです。
念願の森の薪能に行けたので嬉しかったです。
ああ、今年は日曜日だ!と。
しかし、あの睡魔を誘う気持ち良さ・・・。
投稿: KIN | 2009/10/19 00:09