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狭い日本のサマータイムブルース〜ジブリ、もののけ姫について

さっぱりわかんねぇ?何のため?

ジブリ作品で何が好き?と聞かれると文句なしで答える
のが「もののけ姫」と言う私。
皆、もののけ姫が良い映画と言うのは認めるはず、だが、
一番と言うのは珍しいと言われる。
ジブリで働いている子からもそう言われたことがある。
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そもそも、である、八百万の神の世界が好きなのである。
もちろん千と千尋、同じ意味で好きですが。
八百万の神の世界は日本の風土、文化そのものを体現し
ている、と言っても良いでしょう。
そしてそれと人の文化(進化)とのすれ違い。
土着の神は崇められなくなったら神ではなくなるのか?
山、木、土などを体現している神達は自然そのものの姿。
日本人は自然そのものを崇めていたのだと。
自然に尊敬も恐れもなくした人は神を崇める事などは
しなくなるのか。
昔、夜の海とか、嵐の時の雑木林とか怖く無かった?
自分のコントロールの出来ない自然に何かの力、いや
意志を感じなかった?
天気も災害もその意志の恵みであり怒りであった。
そして自然を採取して生きて来た。
自然に、神に、生かされているわたしたち。
人は植物でも生き物でも命を摂取して来た。
ところが今は魚は切り身でどんな形をしているかも
知らずに摂取出来る。肉だって生き物を摂取している
感はまるでなく売られている。
旬だって(そしてその旬の意味だって)知らないまま
なんでもいつでも手に入る。
旬と言うのは生き物の良い状態のサイクル、つまりは
生きてるってことの証拠なのである。脂がのる、卵を
宿す、肥える、すべてが命の営みである。

そんなコトが表されていて、そんなコトを忘れようと
している人が表されていて、そんなコトに怒る神々が
いて、そんなコトに挟まれ悩む存在が居る。
それが「もののけ姫」の世界。
ダイダラボッチは不思議と日本全国に同じ様な存在が
居ると言う。

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でも、人はそれでも生きなければ行けない。
たとえそれでも、進化して行く。
こんな事書いている私でも、今から縄文時代の生活に
などは戻れない。
戻れないならせめて、考え方だけでも頭の中に入れて
おきたい。奇麗事だろうか?
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あ、内容としてはこれも同じですね。
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表現こそ違えど(いや、違わないか)言っている
コトは全く一緒。
風の谷のナウシカ、原作漫画バージョンです。
深い、深いよ。(もちろん映画版も深いが深度が
全く違う。原作を読んでみよう、一度。)

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