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どうして同じようなパンチ何度もくらっちゃうんだ〜信濃町とミッドタウンのアート関連

願う事は、これが最後のハートブレイク

二ヶ月の匙、って、地下鉄のザジ、と響きが似てませんか?

最近眠いのには理由があります。
その理由はここでは言えません。

で、日曜に廻ったのが信濃町の佐藤美術館とミッドタウン
の美術館やギャラリー関連
 

三瀬夏之介展「冬の夏」
佐藤美術館
1月15日から2月22日

MOTアニュアルで松井冬子さんや町田久美さんなんかとネオ日本画的
カテゴリーに入れられてしまった方。いや、そんなカテゴリー要らな
いです。
で、今回の展示、展示室入ってイキナリ、作家さんが何をどうしたい
のかまったくわからなくなります。普通なら「判らない!」でそれで
終わる物なんですよね、アートなんて。ところがですね、この方の
作品は私が判ろうが判るまいが、ガンガン押し寄せてくるのですよ。
存在感だけで圧倒させられてしまうのですよ。
正直ですね、見終わっても、あの展示が何を示していたのか、何を言
いたかったのか、判らず、私が掴む微妙なシッポの欠片もこの手には
残りませんでした。しかし、頭の中には、あのビジュアルが焼き付い
ているのですよ。比較的分析派の私としてはこう言う作品の見方を
したことがなかったので、まぁ、動揺なものでした。
 
 
 
japan 蒔絵 宮殿を飾る 東洋の燦めき
サントリー美術館
2008年12月23日から1月26日

まぁ、なんと言うか、キラメキ、ですね。
陶磁器を「China」と呼ぶのに対し漆器を「Japan」と呼ぶ。
漆の地に金の蒔絵模様。
しかし、ヨーロッパの宮殿にこの漆器家具が似合ったのだろうか?
250年も昔にヨーロッパに日本式家具のコレクターが居た、と言う
事にもビックリですが、王妃の誕生日のサプライズプレゼントに
城を一つ送ってしまう、ってのがもっとビックリです。
建築中、バレるだろう?サプライズじゃないんじゃないか?
と、突っ込みを入れるのは貧乏人のひがみです、はい判ってます。
 
 
 
ART IN TIME AND STYLE MIDTOWN VOL. 5
BROKEN  - ブロークン -

TIME & STYLE MIDTOWN
2008年11月29日から3月26日

JIROX / 板垣 賢司 / 佐藤 純也 / 冨井 大裕
の4人の作家の作品がTime And Styleに並んでいる。
Brokenと言うにはもっとインテリア環境を壊してほしかったなぁ。
なんか、インテリアの一部になっていた感が強かった。
 
 
 
和NEXT 新しい伝統工芸展
ミッドタウンアトリウム
1月23日から25日

ミッドタウンのアトリウムでやっていた工芸品展。
最近のカッコイイ工芸品とか、工芸技術を現代の製品に活かす、
新しい工芸品物とか(加賀友禅の洋服とか)。
外人さんなんかが珍しそうに見ていた。観光で来てこんなのを
見ることできたら嬉しいよなぁ、そりゃ。日本各地の工芸の技
をまとめて生で見ること出来るのだから。
他にもお年寄りから、おじさんおばさん、若いカップル、学生、
家族連れまで幅広い層が工芸品を見て楽しんでいた。
個人的には山中漆器の木目が残る風合いが好きでした。
 
 
 
第4回「名取洋之助写真賞」受賞作品展
「名取洋之助写真賞」柳瀬元樹「ユーゴの残影」
「名取洋之助写真賞奨励賞」中井菜央「こどものじかん」

富士フィルムフォトサロン
1月23日から29日

目を惹いたのは中井さんの「こどものじかん」。
こどもは卑怯ですよ。そりゃ目に入ってきますよ。
まぁ、その一瞬を掴んで写真にするのが難しいのですが。
 
 
 
吉田克朗Print Work 1969-1979
Fuji Xerox Art Space
2008年9月20日から2月1日

版画(シルクスクリーン)と写真。この時期のこう言う作品
ってやっぱり凄いですね。何かが強く訴えて来る。
シルクスクリーンって上品になんでも綺麗に出来てしまう感
が強いんだけど、それでも力強い。
 
 
 
他にもフジフィルムスクエアの日本建築写真展の2回目を
見た。これは前に感想書いているから省略。

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コメント

こんばんは。

三瀬さん
>としてはこう言う作品の見方をしたことがなかった

それが彼の戦略。
中央の文脈では解釈できない「新しさ」

投稿: Tak | 2009/01/28 23:58

>Takさま
ほんとにその戦略にやられました。
咀嚼出来ないのに擦り込まれるってのは
なんなんでしょうか?
今までは大抵の物には勝手な解釈して
知った顔してきたのに!
(それが大間違いか!)

動揺しました。

投稿: KIN | 2009/01/29 00:02

私も三瀬さんの作品には戸惑いました。
あれがはっきりと意識した戦略なら、コワイです。
でも絵具を自分で作ってしまうというインタビューを読んで、すごいなプロの画家だなーと思いました。

投稿: ogawama | 2009/01/29 23:11

>ogawamaさま
三瀬さんの絵、いろんな意味でショック受けますよね。
そっかぁ、絵具を自分で。こだわりですね。

投稿: KIN | 2009/01/30 00:22

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» 三瀬夏之介展「冬の夏」 [弐代目・青い日記帳 ]
佐藤美術館で開催中の 三瀬夏之介展「冬の夏」に行って来ました。 待ちに待った展覧会が開催されています! 作家の名は三瀬夏之介。奈良在住の破天荒な日本画家さん。 東京都現代美術館で3年前に開催された「MOTアニュアル2006 No Borderー「日本画」から/「日本画」へ」は、色んな意味で贅沢な展覧会でした。計7名の作家さんが参加。その顔ぶれが凄かった!(篠塚聖哉、天明屋尚、長沢明、町田久美、松井冬子、三瀬夏之介、吉田有紀) この展覧会で最も感銘を受けた(というか度肝を... [続きを読む]

受信: 2009/01/28 23:56

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