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大城カズ「Untitled Recordings」、その他恵比寿や中目のギャラリー関連

ため息をつく、泣きたくなる、高揚する、そんな日もある。

先日の話

西村画廊(3度目か?4度目か?こんなに何度も足を運んだのは
ギャラリー小柳の須田悦弘展以来)で相変わらずの町田さんの
絵にため息。

川上弘美の「風花」を読んで泣きたくなる。川上さんの話は好き
で良く読みますが、この話ははじめはどうも入り込めなかったの
だが個人的出来事とも相まって、最後にはやるせなくなる。
懲りずに川上さんの別の話(文庫で「竜宮」)を読み始める。

地元のライブハウスでHAYAKAWAと言うバンドを見る。ベース
の重鎮、早川岳晴さんのバンド。相変わらず高揚させてくれる。
仕事で煮詰まっていたのでいつもとは違って頭をボーッとさせ
ながら音に飲み込まれてみる。インストなので入り込むのに
丁度良い。

さて、そんな気分の最近ですが、とは言っても別の日、の話です
が、大城カズさんの作品をクリアギャラリーに見に行く。
これが良かった!凄く良かった!
他にも恵比寿や中目のギャラリー等を見た事をまとめて。


KAZ OSHIRO「Untitled Recordings」
CLEAR GALLERY
6月27日から8月2日

入り口から入るとギャラリーの空間の中にあるのはマーシャルの
アンプやフェンダーのアンプ、銀のスーツケース、木の吊り戸棚。
レディメイドのインスタレーションか?それにしてはどうなの?
と思い「展示品」に近づいてみる。裏に回ってみれば・・・驚愕。

Kaz_oshiro_fender_vibro_champ_3_558
この写真の作品、まぁ、アンプに見えますよね。
これ、ある意味、絵画なんですよ。って言うか絵画なんですか?
形はしっかりと立体になってます。正面から見ると間違いなく
アンプであり、アンプの形をしてます。
つまり、アンプの形をしたキャンバスにアンプの絵を描いてある
本物そっくりの偽物なんですね。アンプの音が出る面の毛羽立ち
やくたびれた感じ、金物の鈍い光沢などがアクリル絵の具で表現
されています。この展示品の裏に回るとキャンバスむき出しです。

他にも木の吊り戸棚の木目、貼ってあるガムテープの質感、銀の
スーツケースの使い込まれ感やシール等すべて絵での表現。

立体絵画、と簡単に一言で済ませてしまうわけにはいかない繊細
な表現力。凄いです。これは実際に見た方が良いです!

Lecture_25
あと、奥にあったこの絵。なんだろう?と思ってギャラリーの方
に聞いてみたら・・・「ジョンケージさんに・・・」。
ああ、そうか!そう言う事か!


恵比寿に新しく出来たナディフ見てきました。
NADiff a/p/a/r/t
本屋のナディフはスッキリとしてます。
そして色々ギャラリーの入ったビル。

Chim↑Pom「日本のアートは10年おくれている」
NADiff GALLERY
7月7日から7月27日
えー、なにこれ?と言わせてしまう感じがChim↑Pomらしい。
まぁ、10年おくれてる、って言葉で言うほど挑発的な展示では
ないのですが、でも、これがChim↑Pomのアートなのかアート
じゃないのかわからない世界です。彼らの作品を見た事が無い
人にはなんだか判らないと思います。私も判りませんでした。
でも、何かやらかしている感じは凄くありました。彼らが10年
早めてくれるのを心待ちに!

抜水摩耶、YUKARINA「Girls’Zone01」
Art Jam Contemporary
7月7日から8月3日
あのアミューズがギャラリーを運営?マーケット的に有意義
なのでしょうか?アート界。

上田義彦「骨と石器:BONES and STONEWARES
G/P gallery
7月7日から8月3日
写真家、上田義彦さんが撮った東京大学総合研究博物館の骨や
石器のコレクションの写真。たしか、「鳥のビオソフィア」の
図録写真を撮ったのもこの方だった気が。見事な質感。
ブルータスも結局買ってしまった(この方の写真の表紙)、

「NEW BIGINNING-The show must go on!」展
magical, ARTROOM
7月7日から8月3日
オープニングとして色々な作家さんの作品をまとめて展示。
101で見た作品と同じ作家さんのが目を引いた。

最上階のMAGIC ROOM??(喫茶&スナック)は行かなかった。

そして中目黒のミズマアートに

近藤聡乃「果肉」
ミズマアートギャラリー
7月9日から8月9日
この人の絵を見ているとエロさを通り越して何かよく判ら
ないものに取り込まれる気がする。子宮などの女性の中身に
取り込まれて抜け出れなくなった感じ。
なんか、西岡兄妹の絵を思い出したが、それよりはもっと
内面的なドロドロが強い(個人的には西岡兄妹の絵が好き
なので、近藤さんの絵は少し衝撃が強すぎた、私にとって)


KYOTARO「天界トリップ」
ミズマアクション
7月9日から8月9日
はみ出て行く鉛筆画の雰囲気が良かったです。龍やペガサス
等の動物が枠にはまらない力をもって描かれている。

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