カン・アイラン展(Clear Gallery)、石川直樹展(INAX Gallery)
私は鈴。
私はリンリン鳴る事は出来る。ただし走ったり、歌ったり、
ましてや飛ぶ事なんかは出来ない。
世の中は走る事を、歌う事を求めてくる。たまには飛ぶ事
だって求められる。なんで「ミンナイイ」にならないか?
で、また、見た日付は違うのですが
Clear Galleryで見たカン・アイラン「One Life, Some Books」
INAX Galleryで見た石川直樹展「VERNACULAR 世界の片隅から」
の感想でも。
カン・アイラン「One Life, Some Books」
Clear Gallery
4月4日から5月31日 日月祝休
※画像は別の展示などから取って来たのでこちらのギャラリー
での展示とは少し違います。
美しい展示でした。部屋の壁にはシルバープリントで本屋の景色
がぼんやりと重なり合いながら展開されている。
部屋の中央には透明な本棚。実在の本がそこに並んでいるのです
が、本が光っているのです。
本はガウディやらダグエイケンやらアートナウやらミックロック
やら、とこう言うのを見に来る様な人が好きそうなもの、という
のもくすぐる所。
壁側にもいくつかの本。こちらは内照のLEDが光の色を変える。
奥の部屋にはLEDの文字が流れる光る本。
探したらこちらのページに展示風景がありました。
プロスペクター・アソシエーション
ちょっと、↑これ、綺麗じゃないですか?是非に見てみて下さい。
ギャラリーの男性の方と話をして次の展示(6月後半から)に
ついても教えてもらいました。
次はKAZ OSHIROさんと言う方の展示です。これも面白そう。
これ、全てペインティングで書いたパネルを組み合わせた立体
作品なんです。アンプの表面のモヤモヤ部分も書いている!
ペインティングのパネルを組み合わせて立体を作ると言う物。
最近、本物そっくりの質感の絵を書く様な現代アーティスト
はいますけど、実際に絵で構成された立体を作ってしまうの
は見て見たいなぁ。
石川直樹展「VERNACULAR 世界の片隅から」
INAX Gallery
5月1日から5月28日 日祝休
土着の民族的な記憶をその土地に住んでいる人たちの家々に
見いだしたのか?土地の記憶、家の記憶、人に染み込んだ物。
冒険家であり、写真家である石川さんが見た物、感じた物。
小さな写真の集合のパネルがあったが、そちらは少し記憶を
感じ取り難かった、私は。大判写真の方が真っすぐに伝わっ
て来やすいかな。そこら辺は実際にそれを見た石川さん、と
そこまでの想像を働かせられない私の差なんだろうか?
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