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白金と九段下

白金に移転した山本現代、高橋コレクション、児玉画廊。
九段下の成山画廊を見に行った。

伊藤存「bi-bi-X」
児玉画廊(白金)
1月19日から3月1日 日月祝休
伊藤さんの刺繍絵。以前よりさらにラフに抽象的になってきて
いる気がします(正直前の方が好きだったなぁ)。
Eye34_07
そしてコラージュアニメとアニメから飛び出たような小物たち。
Zon
うーん、やっぱり伊藤さんの作品は入り込める時と入り込めな
い時の差が激しい(最近の傾向としては入り込めなくなって
来ている私・・・)。

鴻池朋子「わたしの作品は他者のもの」
高橋コレクション(白金)
1月19日から3月1日 金土のみ
エレベーターのドアが開いた瞬間にオオッ!と言ってしまった。
正面に見えるのが大きな鉛筆画。オオカミと少女の脚、そして
無数のナイフが飛びまくっている。
Eye39_05
そしてその流れで・・・ガラスのオオカミ(絵と同じ6本脚)
のモチーフ、がインスタレーションとして展開されている。
Top02
赤いロープが縦横無尽に張り巡らされている。その中に居るの
がキラキラと輝くガラスのオオカミ。口からガラス玉がこぼれ
落ちている。奇麗な様相の世界に目が釘付け。

「DREAM of the SKULL」
西尾康之、田中圭介、大竹司、松宮硝子

山本現代(白金)
1月19日から3月1日 日月祝休
いきなり目を引くのが西尾さんの彫刻。あの独特の風合い。
Yoroi (こんな感じ)
で、このタッチで顔が3つドンドンドン!うわっです。
そして大竹さんの絵。奥には松宮さんの繊細なガラスの生物。
Skull_p 20071130_art_matsumiya_1l

今回気に入ったのは田中さんの塔のような物。ディテールが
とてもくすぐる感じ。
S
木が繁るタワーの中に鳥居やお墓があります。何か判らない
けどなんらかの生活がここにありそうな、そんな予感。

松井冬子「Narcissus」
成山画廊(九段下)
12月15日から2月23日 日祝休
Narcissus
松井さんの新作。鼓膜や脊椎が露出したような松井さんならで
はの世界も良いのですが、今回は「水仙」の花の絵に尽きます。
グロさどこにも無いのに何故か狂気が隠れているような花の絵。
何もしなくても狂気を秘めて描けば狂気は絵にしみ込むのか?

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コメント

遅ればせながら私もみてきました。
ギリギリセーフ
あの花には確かに狂気がこもっている気がします。
そして、その独立性というか、そういうものに生を感じた私です。
狂気をはらむからこそ生きていられるのですよ、きっと。
考えすぎですかね

投稿: marco | 2008/02/24 17:43

水仙、ナルキッソスですね。
ナルキッソス、って事で「自己愛」と絡めて考えると
その狂気もそこから発しているのかな、とか思いま
したよ。松井さん(勝手なイメージだけど)自己愛と
か狂気とかがひじょーに似合いそうなので、笑。

投稿: KIN | 2008/02/24 23:16

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