しぶや
渋谷に行ってきたので、最近話題のこの本屋に寄った。
SHIBUYA PUBLISHING BOOK SELLERS
建築、デザイン、アート、サブカルチャーなどの本がなんと
なくの分類で並んでいる。このなんとなくがイイ感じ。
SHIBUYA PUBLISHING BOOK SELLERSの記事
で、関係ないけどBUNKAMURA GALLERYに寄った。
point ephemere 大西康明、大和由佳、大舩真言
BUNKAMURA GALLERY
2月15日から2月24日
渋谷まで行く用事があったので、何をやってるのかなぁちらっと
文化村ギャラリーを覗きに行ってみたら、あら、イケルじゃない。
大西康明さん、大和由佳さん、大舩真言さんの3人展。
私が名前を知っていたのは大西さんだけなんですが、大西さんの
作品は今まで写真を見た事あるものとは全然違うタイプのもの。
大舩さんの作品の中では床のマーブルが盛り上がっているものが
面白かった。
中でも一番目を惹いたのは大和さんの作品。真ん中にあるから、
と行っただけではない、何か私の好きな匂いがした。
泥と水を使っていると言うので、始め塩田さんの作品を想像した
のですが、その実は前々違い、良い意味で期待を裏切ってくれる。
アクリルの棒(立っていると思ったら実はぶら下がっている)の
人工的な様相があるのに、私は何故か田んぼを思い浮かべました。
(ギャラリーの女性の方とその話をしたら、その女性は「そう言
う風には思った事無かった、周りに田んぼが無かったので」と。
ううっ、世代の差か・・・そんなに俺、田舎暮らしじゃないの
に、と、笑)。ガラスの作品も良かったな。
この方の作品は素材感が強い。平面作品も何かしら奥行きがあっ
て、素材と言う物の奥行き感をうまく使ってる感じでした。
そう言う作品好きなので、気に入っていたら、会場にご本人が
いらっしゃると言う事で、少し話をする事が出来ました(いや、
だから褒めている訳じゃないですよ、笑。本当に好きな作品
だったのです)。 (ああ、この作品の人か!見たいと思ってた。)
尖っているようで、柔らかい。距離があるようで優しい。そんな
見る人の根っこにあるものによって様々に色が変わるような、
取り方が変わるような、そしてイメージを見る人の原風景を喚起
させてくれるような作品でした。
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