木彫り3題(本当は木彫りだけではないのだが・・・)~三沢厚彦展、須田悦弘展、加藤泉展
日本橋でもう一つの三沢厚彦展見て、銀座で須田悦弘展
見て、新富町で加藤泉展を見た。
後で気付いたら全部木彫りが入っていたのだった。
もう一つの三沢厚彦展 7月21日まで
西村画廊(日本橋)
平塚でも見た三沢さんの動物達。そもそも、三沢さんの作品を
初めて見たのは、まだ、銀座にあったころの西村画廊だなぁ、と
思いつつ。ぶさいくな、でも愛嬌があって、思わずかわいがりた
くなる、そんな三沢さんの木彫りの動物達。ノミの後がリアルに
残るのがとても素敵な彼ら。ギャラリーの中で腹を出して転がっ
ている熊なんか、もう、もって帰りたくなる位カワイイ(もちろん
無断でもって帰っては駄目です!)。
その彼らの生まれる過程のドローイングも、もう、彫刻そのまま
って感じの雰囲気を持ってます。
須田悦弘 7月28日まで
ギャラリー小柳
あと、約1週間ってことで3度目の訪問。ちょっと立ち寄っただけ
ですが、まぁ、何度見ても飽きないのですね。
朝顔が結構人気あると前回の感想で書きましたがやっぱり、
あの一見はかなく見える細い蔓が故でしょうかね。でも、蔓って
あんなに細く見えて弱そうなのにどこにでも巻きつくし、食い込
んでくるし、しぶといですよね。弱く見えるほどしぶといのか?
今の世の中・・・(あー、無理やりな例えだ)。
加藤泉「人へ」 8月11日まで
アラタニウラノ(新富町)
今回のヴェネツィア・ビエンナーレにも参加しているし、神楽坂
の高橋コレクションでもこの前見た加藤泉さん。
加藤泉「黙」 こちらは8月4日まで
こちら(アラタニウラノ)でもやっているとの事で行って来ました。
入ってすぐには大判のペインティングがドン、ドンと迎えてくれる。
黒に沈む背景の前にはグレートーンの顔やカラフルな顔(でも、
全くカラフルに見えない)。カラフルさはまるでにきびのように
不必要な様相である。そんな不思議な赤子のような生き物たち。
そして、ギャラリーの中には木の臭いが漂っている・・・。
見つけましたよ!脇の小部屋の中に雁首そろえている(本当に
この表現がピッタリ!)木彫りの奴ら達。こいつらが好きなんです。
首だけのやつらがいたり、狭い空間にゾロゾロと並んでます。
本来今回はペインティングがメインだったので、木彫り3題、と言う
表現は相応しくないかもしれないのですけど(加藤さん自体が元々
ペインティングの人って言うことでもそうですね)、私にとって、この
木彫りの衝撃がとても強い人なのであえて・・・。
で、その奥(実は事務所)のエリアにも幾つか小さな作品があり、
(椅子に首を突っ込んでいるやつなんて、もう凄くキュート!)
そちらをフラフラっと覗きに行ったらば・・・ギャラリーの人から
「あらっ、こんちには」と声をかけられる。入ったら駄目なエリアに
入ってしまい睨まれたかな?と思ったらば・・・
SCAI THE BATHHOUSE(白石コンテンポラリーアート)に行った時
に何度か話をさせて頂いたSCAIのスタッフの方でした。
話を聞いたら新たに自分の(もう一人主催者がいて二人の名義で)
ギャラリーを構えたそうです。あー、そういえば、このギャラリーの
名前・・・「URANO」って入ってる・・・それだ!と。
全然知らずにふらっと来ただけなので非常にバツが悪い、笑。
こんなところにギャラリーあったんだぁ、と思っていたら、この加藤
さんの個展はこけら落としだったそうで(それすらも知らずに・・・)、
ここら辺は銀座からちょっと遠いけど、場所的には凄く良い雰囲気
だし、飯どころは良い所多いですよね、とか、銀座の真ん中あたり
はさすがに家賃高いですよね、とかしばらくそんな話をしてました。
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