« 一見おとなしそうに見えて、実はドキドキを感じさせる、そんな男~ニコラス G. ハイエック センター | トップページ | サイン:それはグラフィックではない、タイポグラフィではない、何か~廣村正彰 2D⇔3D »

異質として見えるのは原点としてあるからである、のか?~藤森 建築と路上観察、メゾン四畳半

Image417

行ったのは結構前なんですが・・・。

第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展
「藤森 建築と路上観察」

東京オペラシティ 4月14日から7月1日

原点、かな、と思った。
建築史家の藤森照信さんが作る空間のことです。
藤森さんの建てるものって異端と扱われることが多いのかも
しれないけれども、これは特異なのではなく建築の原点なの
ではないのか?と。

Ph03_intro
自分が、建築をお願いする人が過ごしたい空間を作る。それ
がたまたま特異に見えてしまうだけで。それがたまたま、今
世の中にあるコンクリートや鉄骨、ガラスで組み上げられた
建物と違うように見えるだけで。

茶室、庵、草木、自然との一体化、これって今ですら異質な
材料かもしれないが、日本における家屋としてこれありきな
そんな原点ではないだろうか?材料を吟味して選ぶ。自分の
手で加工する、組み立てる。そんな(本来)当たり前の事を
機械が主流になっている今、材料が均一化して提供される今、
見つめなおしてみたらこうなった、そんな世界だった。

う、今、書いてて思った。材料が(コンクリートなどの人工
物だけでなく木材などの自然加工物ですら)均一化して供給
されるのって・・・とても便利で素晴らしく、でも、なんて
不健全な世界なんだろう、と。

建物に合わせて材料を加工するよりも先に、材料がこう言う
形だからこう言う風な作りになる、という前後の反転が起こ
っている。

Ph_top
藤森さんの思いは、とにかく、居心地の良い、自分がそこに
居たいと思う、そんな空間を作ること、なのではないか?
やっぱり、これって、原点ですよね。

だからこその、ヴェネチアビエンナーレ建築展での代表なの
だと思う。

最後の路上観察はとても楽しくて、思わず2回も見てしまった。

上記と合わせてメゾンエルメスでやっていた展が

「メゾン四畳半」藤森照信
メゾンエルメス8Fフォーラム 3月17日から6月10日

エルメスのスタッフが4組、藤森さんの指導の下4畳半の空間を
作り上げると言うもの。私は前半の制作途中に見に行きました。

あの、貝は私はいらないっす・・・笑。

|

« 一見おとなしそうに見えて、実はドキドキを感じさせる、そんな男~ニコラス G. ハイエック センター | トップページ | サイン:それはグラフィックではない、タイポグラフィではない、何か~廣村正彰 2D⇔3D »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38654/15476868

この記事へのトラックバック一覧です: 異質として見えるのは原点としてあるからである、のか?~藤森 建築と路上観察、メゾン四畳半:

» [みなさんへの][文化芸術からの] 思わずニヤリとしてしまう。「藤森建築と路上観察」展  [地球を、開けよう。]
◆ニッポン的オヤジ同好会の空気感(harukomatsumotoさん) ◇普通に建てたらヒューマンな概観を、ちょっとキテレツに仕上げるあたりが素敵(kita_niwaさん) ◆なにげない風景を、面白いもの。 芸術だとすら、思わせてしまう(ちぃさん) ◇藁のいいにおいがして親密な感じ... [続きを読む]

受信: 2007/06/22 19:22

» エルメス バッグ [エルメス バッグ]
ティエリ・エルメスが馬具工房を作ったのがエルメスの始まりです。以来多くの人から愛されていて、ケリーバックやバーキン等、いろんな著名人の名前が付いたバッグ等数々の逸話があります。今や誰もが憧れるブランドです。伝統に支えられた技術を守りながらも、常に新しい物に挑戦し続けるブランドです。ぜひお勧めします。エルメスのレザーバッグ等には、アルファベットの刻印が入る場合があります。弊店ではより安心してお客様にお求めいただけるよう刻印を表記いたしております。この刻印は製造年やその商品を手が...... [続きを読む]

受信: 2007/07/01 07:03

« 一見おとなしそうに見えて、実はドキドキを感じさせる、そんな男~ニコラス G. ハイエック センター | トップページ | サイン:それはグラフィックではない、タイポグラフィではない、何か~廣村正彰 2D⇔3D »