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サイン:それはグラフィックではない、タイポグラフィではない、何か~廣村正彰 2D⇔3D

ちょっと仕事に関する件で、サイン、と言うものを考えるため
(?)に見に行きました。5月の初めあたり、かな?この方の
サインをお客さんの人が薦めていたのですよ。
見ておかねば、と思い先週行ってきました。

「廣村正彰 2D⇔3D」
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
ggg(銀座)
6月5日から6月27日 日祝休

遊びと機能、その楽しげ、には判りやすさが伴っている。
ただの遊びではなく理解のためのファクター、それは
楽しげ、だけを追求すると余剰になる。
簡略化と余剰、一見逆に見えるファクターを形にすると
言うのがサインの世界では求められていて、やはり難し
いのでありますねぇ。
サインとは、良く一緒くたにされるのだが、ロゴとはまた
違うのである。ロゴの場合、表現としては(もちろんその
内容を表現すると言う意味合いは大事ですが)ただの
タイポグラフィのデザインに注力出来る場合が多いです
がサイン、の場合はより、ターゲット(子供が見る、大人
の施設等々)、機能(誘導、気付かせ、)などの実質的な
目的のほうが優先されてしまう。
裏方であり、それのみ目立ってはいけないのにちゃんと
存在がわからないと困る、そう言うもの。

廣村さんのやっている横須賀美術館のサインなんかは
とても好きですね。優しさと機能と判りやすさとのバランス
が凄くいい感じ。あまりでしゃばってなくてさらっとしている
のもサインとしては上質である。
252_02

(予断だが21_21デザインミュージアムのサインは誰が
やったのだろう?安藤さん自らかなぁ。)

なんて風に分析してるっぽく書き出しては見たものの、
一番楽しげで好きなのは北千住の丸井食遊館のサイン
でしたね。
252_04
どちらかと言うと遊びの方を前面に押し出してサイン
と言うよりも空間演出グラフィックの展開をしている
あの空間、子供向きのエンターテインメント施設の様
に見えます。これ考えるの楽しかっただろうなぁ。
こう言う機能的縛りの少ないものも楽しそう。

あと、もう一つ頭矢印、あれも面白かった。
なんか、人間の行動をステレオタイプに分類しようと
して、でも結局は人の行動なんて読めないもんだなぁ、
となりそうな、そんな遊び。

エスカレーターの立ち上がり部はちょっと厳しいなぁ。
空いている施設ならありなんだろうが。

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