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乙女~夜は短し歩けよ乙女、モノレールねこ

古本屋街の寄席や映画館を現代に復活させる

神保町の古本街に昔あった寄席や映画館の役割を、現在に!
というコンセプトで新しく劇場と映画館の入った建築を建てる。
事業者:小学館、設計者:日建設計
20_jinbo

外壁はコールテン鋼パネルらしい。デザインはかっこいいけど
あの街にあうのかなぁ・・・。古本の街・・・。

って事で最近読んだ本のネタでも。

 

結構去年の後半から本を読んでいるんだけど、あまりレビュー
は書いていなかった。まぁ、最近気になった物をたまには。

森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
面白い!この人の作品は始めて読んだ。
って、あっ!ちょっと前に気になっていた「きつねのはなし」の
著者か!最近、この本、本屋大賞などで取り上げられてる。

結構、癖のある文章で初めはちょっと抵抗あった。
なんか、子供っぽい感じで読みにくいなぁ、と戸惑った。
でも、読んでいく内にその世界に引きずりこまれてしまったの
ですよ。文体は抵抗ある人も居るかな。好き嫌いは別れそう。

主人公はほんとに平凡な気が弱い大学生の男。そしての彼
に惚れられた風変わりな女性(もちろん彼の思いには気が付
いていない)。
で、また、この女性が凄くイイのですよ。こう言う人好き。
あなたが(え?私が?)好きなあの子とあの子とあの子を足し
て2を掛けたくらい魅力的な人です。
そしてその周りに居る人も可笑しい。まるで魑魅魍魎のような
人たち。

京都の先斗町・木屋町や下鴨神社の古本市で起こるちょっと
不思議な事。普通の話かと思うと急に幻想のような世界が
産まれてくる。ほとんど支離滅裂に近いのだが、この世界だと
許せる。京都だからならでは、というのもあるでしょうね。

彼女に恋焦がれるが故に遠巻きに、じれったく、ふがいなく、
情けなく恋慕する彼。そんな彼のことなど全く関係なく彼女ら
しく、彼女ならではの行動をしていく。そこに偶然絡んでくる
変な輩達、いや偶然じゃなく間違いなく必然でしょうね。

古本市の件が好きだなぁ。
黒髪の乙女、好みだなぁ。
緋鯉を背負った人が居たら声をかける事にします。

うーん。映画化したい!

加納朋子「モノレールねこ」
8編のお話が入っている短編集。
この方の作品は他にアリスシリーズを読んだだけだけどなんか
ほんわかした感じでこの本はとても好きです。
凄く特別な事は無いんだけど、身近に起きた少し変わった事を、
不思議でなく、なんとなくあるような感じで柔らかく書いている、
そんなお話。
表題の「モノレールねこ」がイイですね。
「シンデレラのお城」も好きだなぁ。
「セイムタイム・ネクストイヤー」や「バルタン最期の日」も好き。

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