« この時期と言えば、やっぱりねぇ、たまには時事ネタで。 | トップページ | 初 »

今年の10本、いいや、もう総決算だ、自分的に。

毎年?恒例のこの一年に見た展覧会を振り返る。
実はいつも私は年明けにこのネタを書いているのですが、他
の皆さんを見るとちゃんと年末に書いてらっしゃる・・・。
私もサボらずに年末に書いてみました(苦笑)。
って言うかちょっとフライング気味だけど、今年はもう、どこに
も見に行けなさそうなので、もう載っけてしまえ!総決算だ!

ちなみにここ数年の過去を振り返ってみると・・・
2005年の10本

2004年の雑記
:この年はちゃんと選んで無かったですね。

2003年都合により(?)記さず

2002年のTOP10:この年は建築とか映画も10本選んでた。

さて・・・

で、2006年行って見ましょう。去年と一緒で順位はつけません。
ギャラリー物も美術館物もごった煮的なまとめになってます。

と、その前に・・・総評
正直、物凄く心に残った!と言う展覧会は今年は少なかった気
がします。少し小ぶりか?というイメージはあります。
もちろん見逃したもの(北斎展とか)もあるので、また違う意見
の方も多いでしょうが。後は、A to Zを見に行ったらイメージは
全く違うでしょうけどね。あれだけで満足度かなり上がったはず。
(なんせカタログ本読んで悔し涙流しましたもん)
そうは言いつつも心に残った物は結構残ってます。収穫はあり。
ただ、数量的に圧倒的な物が少なかったと言う事で。
で、実は初め絞り込んでいたらなんと10本を切ってしまったので
すよ!絞り込むのに苦労せず10本選ぶのに苦労するなんて!
で、また、選外で同じレベルのものが多いんですよ。これまた。

そんな前提で
<今年の10本>

オラファーエリアソン 影の光 原美術館
2005年からやっていた展覧会ですが私が見たのが2006年だった
ので入れました。2回も行った展覧会(年明けだけど比較的早く
行ったのでまだまだ空いてました。口コミで人気になり後半は凄く
混んだとの事)。でも、順位はつけない、と言った物のこれはもう
ほんとにTOPクラスにあがる展覧会でした。素晴らしかったです。

村田朋泰展 俺の路・東京モンタージュ 目黒区美術館
もう、展示会場入った瞬間に「うっわぁー」って感じの好きな空間
がドバーッと広がっていて。もうたまらん世界でした。村田さんが
作り出す世界観に脱帽ってとこです。

花鳥−愛でる心、彩る技<若冲を中心に 三の丸尚蔵館
1期
2期
5期
※5期あたりは時間が無くてちゃんとレビュー書いてません。
今年の注目アーティスト上位を占める若冲さん。どこもかしこも
若冲ですね。それだけ注目されるにはそれだけの理由がある、
と実際に目にしてみて納得、の作品たちです。

西野達「天上のシェリー」 メゾンエルメス8Fフォーラム
いやー、「何が?」と言われても「何か!」としか答えられない
ようなあのドキドキ感。それだけなんだけどそれが凄かった。
このドキドキ感だけで忘れられない、そんな展覧会でした。
それがただの吊り橋効果でも。

束芋展「ヨロヨロン」 原美術館
原美術館、やってくれます。この展覧会も比較的初期見に行った
ので空いてる時に見る事出来たけど、後半は口コミで凄く混んで
いたみたいですね。このシュールな世界観から離れられなくなる
人が増えたのでしょう。唯一無二って言葉使っても良いです。

カルティエ現代美術財団コレクション展 東京都現代美術館
内容がどうであれ、某偉い人にガラクタ扱いされても、楽しい物
は楽しかったんです。それじゃ駄目?それで良いんだ、と。
この楽しみは行かなきゃ判らない。これを楽しめる、そう言う事
が私は好きなんです。

プライスコレクション 若冲と江戸絵画展 東京国立博物館
※このあたりは時間が無くてちゃんとレビュー書いてません。
また出ました、江戸時代の人なのに、今の時の人。集大成の様
な展示は実はまだまだ一部しか見えない、そんな奥の深さ。
しっかし、見に来ている大量発生しているおばちゃん達はどこで
こういう情報を仕入れるのかが謎。

伊東豊雄 建築|新しいリアル 東京オペラシティ
この方の建築が好きか嫌いかは別とし、発想・アイデア、そして
それを実現させてしまう力、凄いですね。まぁ、楽しかったから
そんなの関係ない、ってのもあるんだけど。生み出す力ってのを
感じた展覧会でした。

重森三玲の庭 ─地上の小宇宙─
松下電工 汐留ミュージアム
いやー、展覧会としてはとても地味です。ただねぇ、庭フェチと
してはひじょうにツボに入ったのでした。庭という物の表現力、
一つの世界を創り上げることの出来る魅力と、それを実現でき
る力。惹かれます。

吉岡徳仁展 スーパーファイバーレボリューション
アクシスギャラリー
やはり、発想ですね。ちょっとした事なのに、ちょっとした事
だから、だから凄い。誰でも出来そうなのに次元が違う。こう
言う物を目の当たりにした時に我々はどう対処して良いのか?
見えないところでの血のにじむような努力、ってのもきっと
あるんだろうな、と。

--------------------------------------------------------
<10本には入れなかったけど一言書きたい物>
前川 國男 建築展 東京ステーションギャラリー
地味かもしれないが、しっかりとして、シンプルな建築。
これが「仕事」と言う物だ。手を抜かない、と言うのは
美しい。

life/art '05 須田悦弘
資生堂ギャラリー
何もない空間、に一見見える。それが須田さんの仕掛け。
須田さんの作品だからこそ、これがありえる。

宮島達男「Fragile」 SCAI THE BATHHOUSE
ゆらゆら。硬い質なのか不安定な柔らかさなのか?
まさに「こわれもの」。

町田久美展 西村画廊
ネオ日本画、などという括りに納まらない。って言うか
納めて欲しくない。独自な世界。

三つの個展 伊藤存×今村源×須田悦弘 国立国際美術館
展覧会としては、少しポイントは低かったかな。狙いを定め
ていた須田さんの作品は、もちろん良かったんだけど、全体
としてもう少しひねりが欲しかった、と思ってしまった。
ただ、どうも今まではピンと来なかった今村源さんの作品に
はまってそれが凄く楽しかった記憶がある。

ビル・ヴィオラ:はつゆめ 森美術館
映像ってのは、何かの芯が必要で。何でも出来るからこそ、
芯が無いと何にもならない。そして何かになるには不可欠。

--------------------------------------------------------
<番外>
企画展ではないので上記には入れませんでしたが、今年行った
香川旅行での美術物はやっぱり素晴らしかった。
特に今回初めて見た地中美術館、あそこは、またなんと言うか
特別な地ですね。
イサム・ノグチ庭園美術館
地中美術館
ベネッセハウス本館(Museum)
屋外作品
家プロジェクト 南寺/護王神社/角屋/きんざ

ちなみに・・・
昔(2002年)の直島周辺旅行記

|

« この時期と言えば、やっぱりねぇ、たまには時事ネタで。 | トップページ | 初 »

コメント

「数見てない」でこれかい~。多いよ~。

今年は前半は面白いインスタが多かったので、わりと見に行ってたけど、後半はちょっとヘタレた。タダ券をもらった現代写真美術館ばっかり行ってたよ。反省。
来年は再び熱い魂で美術館巡りしたいと思ってます!!
ところで、新年にでも飲まないかーい?

投稿: さときち | 2006/12/27 01:08

去年よりかは数減ってるのよ。
体力気力の問題かなぁ・・・・・。

よーし近々、なんて言っているとなかなか
きまらないから何処かで決めましょうかね。

でも、今私は
激しい体調不良中。下痢が続きます。
ノロ???

投稿: KIN | 2006/12/29 15:46

ははは!ノロだ!
いやいや、笑い事じゃナイ。お大事に!

新年明けてから1月中に!
高円寺で。いや、中野で。その辺りで。

とりあえずハラを治して!

投稿: さときち | 2006/12/30 15:32

KINさんこんばんは。
ベスト10拝見しました。
私もカルティエを挙げましたが、これはなかなか良かったですよね。
何だか別の部分で話題になっておりましたが…。

TBさせていただきました。
また来年も宜しくお願いします。

投稿: はろるど | 2006/12/30 23:24

今年もはろるどさんの記事などで、あ、これ
見に行かなきゃ、って情報沢山仕入れさせて
いただきました。
こちらこそ来年もよろしくおねがいします。

投稿: KIN | 2006/12/31 08:57

るー殿、ほんとにこれ笑い事じゃないのよ。
よーし治します。それで1月中ね。

投稿: KIN | 2006/12/31 08:59

こんにちは。
TBありがとうございました。

KINさんとかぶっている展覧会が
結構あって嬉しくなりました!

仰る通り今年はどちらかというと
小ぶりな展覧会が多かったようです。
それでもキラリと光るものもあり…

来年もどうぞ宜しくお願い致します。
よいお年をお迎え下さい。

投稿: Tak | 2006/12/31 11:55

KINさん
コメントとTBありがとうございます。

こちらのブログもちょこちょこ拝見しています。
それで村田朋泰さんの名前を知ったのですが、
実物はまだ、観たことがありません。
来年こそは見ようと思っています...

投稿: lysander | 2006/12/31 16:46

Takさん
コメントありがとうございます。
2007年はどかーんと多発、にならないですかね。
(ってのは欲張りすぎ?)

lysanderさん
コメントありがとうございます。
村田朋泰さんのアニメーションの雰囲気は機会
あったら是非。

投稿: KIN | 2007/01/03 21:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38654/13207354

この記事へのトラックバック一覧です: 今年の10本、いいや、もう総決算だ、自分的に。:

» 2006年 私が観た美術展 ベスト10 [はろるど・わーど]
先のコンサート編に引き続き、美術展のベスト10を挙げてみました。 「2006年 私が観た美術展 ベスト10」 1 「花鳥 - 愛でる心、彩る技<若冲を中心に>」(1期、2期、3期、4期、5期)    宮内庁三の丸尚蔵館 3/25-9/10 2 「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」 7/4-8/27    東京国立博物館 3 「ゲルハルト・リヒター展」 2005/11/3-2006/1/22    川村記念美術館 4 ... [続きを読む]

受信: 2006/12/30 23:13

» 2006年 展覧会ベスト10 [弐代目・青い日記帳 ]
戌年も残すところあと数日。 年賀状も昨日やっと書き終え投函。(猪の図柄って難しいですね) 大掃除も終えたので今年のベスト10でも。。。 っと思ったのですが、難しい。毎年頭悩ませます。 「だいたい展覧会行き過ぎているのよ!」と 横から大変尤もなご意見をかみさんから下賜。 因みに昨年と一昨年はのベスト10はこんな感じ。 [:アート:]2004年 展覧会ベスト10 [:アート:]2005年 展覧会ベスト10 あらためて見なおし、振り返ってみると いかに多くの方々に支え... [続きを読む]

受信: 2006/12/31 11:58

» 原美術館はおススメのデートスポット [Beauty the Beast]
原美術館は、品川駅から徒歩数分のところ、閑静な住宅街の中にあります。 原美術館 http://www.haramuseum.or.jp/ 昔は洋館だった建物を美術館として改装したもので、つくりがとってもオシャレです。 併設されている「カフェ・ダール」は雰囲気が良く、料理がおいしい割に..... [続きを読む]

受信: 2007/01/23 19:09

« この時期と言えば、やっぱりねぇ、たまには時事ネタで。 | トップページ | 初 »