情念・夢想・奇妙~町田久美展
うー、これ、欲しいです。
かなーりほしいです。
My Sweet Dog
6月は結構ギャラリー物見に行ったのは少なかった。
・ギャラリー小柳のオラファーエリアソン
・メゾンエルメスの天上のシェリー(西野達)
と今回の西村画廊の町田久美展、と全て面白かった。
と言う事で、周囲で賛否両論繰り広げられている町田久美展
に行ってきました。
「町田久美展」西村画廊
6月6日から7月1日
松井冬子さんや天命屋さんなどと一緒にネオ日本画、と称さ
れている町田さん。まぁ、こう言う括りはどうなのかなぁ、と言う
気もしますが。だって全然みんなテイストが違うもん。
まぁ、それだけ今の日本画の世界は色々と多様化した新しい
試みがなされていると言う事なのでしょうが。
ただし、町田さんの場合は本当に日本画と言う括り(例えその
頭にネオと言う言葉がついたとしても)に入れてしまって良いの
だろうか?だからこそ賛否が分かれる結果になるのでは無い
のだろうか?その言葉に左右されてはいないか?と思ってしま
います。
町田さんの絵は確かに日本画の画材で書かれています。
墨の独特なあの線の気持ちよさは生で見なくては判りません。
ただ、変に奥行き感の無い、サッパリとした絵は一見すると
ポップアートのようにもグラフィックのようにも見える。
そこに少しの罪悪感を混ぜてみる(この罪悪感的味付は最近
の若手女性アーティストは皆さんうまいですよね)。
このパッと見ポップアート的、なのに1本の線の深みが物凄く
あり(1本の線を書くのに何回も何回も重ねて、まさに精魂込め
て書いているらしいです)、物凄く観念的な表現がそこにある。
そう言うギャップがとても素敵な人です。
ただし、これは本当に生で見ないと判らないですね。
こんな風に写真を見ても判らない質感です。
一見、線で構成されていて面が少ないサッパリとした絵。
(少しの色が加わる事もある)
一見、情報量の少ないにその絵、にこめられた情念。
一見、POPに見えるその絵、にこめられたその重さ。
それが見えてきた段階で好き嫌いが別れるんでしょうね。
ちなみに今回の展示の中で「郵便配達夫」と言う絵は他と
少し違うかな、と言う感じでした。今月の美術手帖にも載って
いた「郵便配達夫」。
これは昔の作品に今回色を加えた物らしい。
下絵は昔書いた絵なので、きっと少し違う感を感じたのかな。
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コメント
こんばんは。こちらにも失礼します。
>周囲で賛否両論繰り広げられている町田久美展
そうでしたか。
私は以前のアニュアル展ではピンと来なかったのですが、
今回はとても楽しめました。
>墨の独特なあの線の気持ちよさは生で見なくては判りません。
そうですよね。
目を近づけてその線を味わって、
今度は鼻を近づけてその匂いを楽しむ。
そんなどこか生々しい線でした。
またもう一度行こうかと思うくらいです。
投稿: はろるど | 2006/06/29 22:12
やっぱり、生の線の魅力ってのはあります
よね。デジタルでは絶対に書けない線。
パソコンの画面で写真を見てるだけでは
想像が出来ない物、がそこにあるなぁ、と。
生で見ること出来てよかったです。
本やWEBだけで見た気になるのは本当に
危険だ、と改めて感じました。
投稿: KIN | 2006/06/30 09:40