そのままで〜去年見た展覧会
つまりは人が捨てられない物。悩み、欲、愛。
年明けてから去年を振り返ると鬼に泣かれるのかな?
怒られる?
去年見た展覧会で強く記憶に残っているもの。
<気になった美術展>
10本挙げました。
順位は特に付けません(最近からさかのぼって)。
※見ることの出来なかった北斎展、奈良美智展(弘前)の二つが
あったら、また、違った選定だっただろうなぁ。
まだ見ていないオラファーエリアソン展もきっと選定に影響する。
・杉本博司:時間の終わり展
とにかく展示構成が素晴らしかった。見せ方!それにつきる。
・横浜トリエンナーレ2005
色々、意見は出てるようですが、楽しかった、それも一つの
評価ですよね。私は好きだった、それで良いでしょう。
・シュヴァンクマイエル展
この方の作品をまとめて、それも葉山の地で見る事が出来る、
それだけで幸せです。
・庭園植物記展
庭園美術館で珍しく(失礼!)建物と同じ位心に残るものでした。
・ア ヤ ズ エキシビション バ ング ント展
心に残ると言ったらこれが一番でしたね。ただ、これをどう表し
て良いのか、未だに判らない。多分、ずっと判らない。
・塩田千春展 When Mind Become Form
遥か京都の地まで行った甲斐があったというものです。
この方の作品の素晴らしさを改めて認識。
・谷口吉生のミュージアム
純粋な建築と言うものを改めて見つめた展覧会でした。
・内藤礼 地上はどんなところだったか
内藤礼さんの作品がしみ込む、それだけなんだけど、それで
充分。これだけ他と規模が違うけど選に入ってしまった。
・マルセル・デュシャンと20世紀美術
デュシャンって人はとにかく素晴らしい人だったんだな。
目からウロコ。
・森山・新宿・荒木展青山
こんなに見るのに力を使った展覧会は無かったなぁ。
作品の力強さにうたれた。
<番外編>
ちょっと上の10本と毛色は違うけど。
・Dialog in the Dark Japan
展覧会ではないけど、とにかく心に残ったもの。
体験して本当に良かったと思えるものでした。
・愛・地球博(一部)
評価はともかく、やっぱり体験してよかった。
・PRADA「WAIST DOWN−スカートのすべて」
これは正式には去年の展示になるかな。私が見たのは
今年なのでここに入れました。展示構成が素晴らしかった。
<補足>
上の10本には入らなかったけど一言付けたいもの。
・イサム・ノグチ展 彫刻から空間デザインへ
展覧会としては幾つか、ちょっとなぁポイントがあったし、見に
行った時に具合が悪かったりしたので、こちらに。
でも、イサムノグチさんの作品の魅力はそれ位では廃れない。
・やなぎみわ
無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語
この方の作品は今まであまり興味持った事が無かったのです
が、この展覧会はかなり気になりましたね。
・大巻伸嗣「ECHOES-INFINITY-」
腹をくくったインスタレーションと言うのを久々に見たもので。
(ちなみに年末からのlife/art '05は2006年物にします)
・束芋「指弁」
この方の作品が好き、そして少し作品の方向性に変化が出た
のでは?と思った展覧会でしたね。
・三沢厚彦 アニマルズ
うーん、何故か心に残ったのですよ。
・加藤泉展「裸の人」
これも何かが残ったなぁ。上の三沢さんと言いテーマは木彫り?
とまぁ、新年明けて振り返ってみたわけですが(普通年末?)、
今年も色々と見たいですね。
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コメント
あ、やってみたのですね。
私も夜にやってみよう。
見てるもの、やっぱり、かなりかぶってるねぇ。
・・そして、全部ちゃんとブログに書いてるのが
えらい!
私は選びたいやつの半分も書けてないよー
イサム・ノグチについては同感。
作品は言わずもがな、だけど、全体の感想は
ワーストに入っちゃうかも。。
人が多いってのも私の場合マイナスポイントだから
展覧だけのせいではないのだけど。。
今週で杉本さん終わりなので、ヴィヴィアン・ウェストウッドとあわせて行ってきますよん。
投稿: Mariko | 2006/01/05 16:02
えらいっしょー!
でも、おいらの場合、書いていないと忘れてしまうのですわ。
あなたの場合、書けないのは、激動しすぎ&覚えてるから
大丈夫の安心感ですかなぁ。
まぁ、かなり情報やり取りしとるからねぇ、あなたさまと。
そりゃあかぶりますわ。
そしてかぶっていない物は見逃して悔しいやつですわ、大抵。
投稿: KIN | 2006/01/05 20:46