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密:life/art '05 須田悦弘ファン必見da!

杉本博司展GUNDAM展、2回目の横浜トリエンナーレ
レビューも書いてませんが・・・
今回は資生堂ギャラリー「life/art '05」です。

の前に、まずは・・・
私は須田悦弘さんというアーティストの作品が好きです。
何をイキナリ、ですが好きなんです。
須田さんという方は木彫りで草や花を作る彫刻家です。
それも、本物そっくりに。これ生半可な造花じゃないですよ。
目を疑うくらいに本物そっくりなんですから。
そして、その展示の仕方がまた素晴らしい。
「作品」と言う感じでドンと置いてある、と言う事がほぼ無い。
窓枠にそっと、壁の角にひっそり、タイルの割れ目からひょこっと。
つまり言われないと判らないくらい、さり気なく自然に置かれる
作品たちが多いのです。それほど自然。
ただ、何故か、それが他の美術品や建物、仏像などと対峙すると
物凄い存在感を示すのが不思議なんですけどね。
そして須田作品ファン(以外にね、居るみたいなのよ)は作品を
探す事を醍醐味として、密やかに密やかに挙動不審な観客となる。

GalleryK-95-3  img_ph_side6
img_ph_side7 須田さんの作品たち

資生堂ギャラリーに「life/art '05」と言う展覧会を見に行った。
須田さん含めた5人のアーティストが毎年かわるがわるメインと
なり、他の4人とセッションするように展覧会を行っていく、と
言う「life/art展」。2001年からやっている、その最終展が'05。

今まで今村源田中信行金沢健一中村政人さんがそれ
ぞれメインとなってきたので今回は須田悦弘さん?と思ったら、
そうではなく5人それぞれの個展形式で行っていくらしい。

life/art '05 資生堂ギャラリー
2005/12/08から12/25:今村源
2006/01/05から01/22:田中信行
2006/01/05から01/22:金沢健一
2006/01/05から01/22:中村政人
2006/01/05から01/22:須田悦弘

まず一回目の今村さんのに行ってきた。
会場全体を金物のフレームで構成されたポリゴン体のような物
が埋め尽くしている。会場からもはみ出している。
ジャングルジムのようである。

で、それはそれで良いのだが・・・入ってすぐに私はその中に
須田さんの「椿」を見つた。そこでなんとなく今回の趣旨を理解。
つまり、個展なのだが、その全ての個展に須田さんが参加する
のだ。と、言う所まで想像をし、ギャラリーの人に聞いてみると。
その通りでした。

そして、この展覧会のカラクリをなんとなく読めて、好い気になって
いた私に衝撃の言葉が!なんと、須田さんの作品、今回3点ある!
1点しか見えてませんでした。残りがどこかに隠れているんです。
もう、今村さんの展覧会と言うのを忘れて必死に須田さんの作品を
探す私です。頭の中には須田さんの作品しかありません。
2点目が見つかりました。ニヤッと得意げな私。
ただ、どうしても3点目が見つからない!悔しい。
須田さんの参加する美術展に行ったら須田さんの作品を見つけること
を生きがいとしているのに、見つからないなんて!
結局ギャラリーの人にヒントを貰ってなんとか発見。
いやー、悔しかったねぇ。今までに無い手の込んだ隠し方です。
どこ、なんて絶対に言いません。探してみてください。
見付けた時の喜びを、そう、分かち合いましょうじゃないですか、笑。

この後、各方の個展毎に須田さんの作品は1点ずつ増えていくようです。
これは全部見に行かなきゃいけないね。

そして、やはり最後の須田さんの個展、資生堂ギャラリーのHPにどんな
展示になるのか大まかに書いてありますが、いやー、絶対に見たい。
絶対に!!!

須田ファン必見です。

art54_06 art54_09
img1  写真はlife/art '05とは関係なし

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コメント

なぬ?絶対絶対絶対いく!全部行きたい!

庭園植物記では、須田さんの作品の横に
警備員みたいな人がいて、
作品はどこ?と覗き込む人々に、警備員さんが
「あれが作品ですよ」って教えてあげてる姿を
発見しました。

それは!それは反則だろう!!!!!!!

と思ったよー

投稿: Mariko | 2005/12/15 16:30

この方のこと、知りませんでした。
とても好ましい、この存在の仕方。ステキ。
ゼッタイ行きます!
(忙しいが!引越しの真っ最中だが!)

投稿: さときち | 2005/12/15 17:43

>Marikoちゃん
資生堂ギャラリー行ってみて、驚いた&思いがけず
喜んだのよ。須田さんの作品発見!ってね。

庭園植物記、そう、あれ、須田さんの作品を知っている
人にはふざけるな!なもう反逆行為なんだけどね。
庭園美術館に来る人って、須田さんの事知らない
人多いだろうから、ああでもしないと絶対に判らない
だろうしねぇ。

>さときちさん
この人の作品オススメですわ。
ほんとに控えめでくすぐる、でも物凄い技術なのよ。
最低でも最後の須田さん個展には行って欲しいです。
初め1回だけ行って終わりになる位なら最後で須田さん
の作品をまとめて感じてみて下さいな。
ほら、銀座でお買い物、なんてしょっちゅうやってる
でしょー?・・えーっと、JRで言うと有楽町が一番近い
からね、笑。

投稿: KIN | 2005/12/15 17:54

存じ上げないので質問しても良いですか?
はじめの3点、いくつかは原美術館ですか?蓮のもの?
私、作品と作者をそれほど勉強しないんで、でもいつか訪れた時の原美術館でとても覚えが・・・

投稿: 小枝 | 2005/12/15 18:11

>さえさま
今回の写真に原美のやつはない・・・はず。
はじめの写真のうち蓮と百合のやつは大阪の
大山崎美術館の時のやつ。
雑草はどこのだろう?雑草はあちこちで展示
してるよ。常設では直島でやってるし、この
前の庭園美術館にもあった。

原美には常設で須田さんの作品があるよ。
此レハ飲水ニ非ズ、ってなタイトルだった。
黒い水面のような石の面を囲った廃墟のような
壁、に剥き出しの配線と木彫りの椿が付いて
いるやつ。
須田さんの作品には珍しく展示コーナーとして
確立してるね。

繊細で美しく、儚げ、そしてとても慎ましく。
それが超絶した技術で支えられている。
非常に好みな作品です。

投稿: KIN | 2005/12/15 19:31

さえちゃん、一緒に原美に行ったとき、須田さんの作品あったよ!二階の、階段あがった脇ね。

あの作品、以前はテッセンの花だったのよね。
今は椿になってるけど。

投稿: Mariko | 2005/12/15 22:34

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