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air~素敵な本屋「熱風書房」

素晴らしい本屋がありました。
それはビルの間に埋まっておりました。
それはそれは小さな本屋でした。
本への、その中の物語への、それを書いた人達への
尊敬と愛情が詰まったような本屋でした。

そんな風に書きたくなる本屋でした。

好きな本屋といえばまずは置いてある本のセレクトを
重要として、その後の全体的な雰囲気が感じる。
内装だの展示だのの仕事をしてる割には、デザインや
空間で本屋を見るのは二の次だった。

そこの本屋は出版社の直売店。つまりはその出版社の
出している本しか置いていないのである。
そういう特別な状況もあり、置いてある本のセレクトは
ある意味片寄っている。
絵本などを多く出している出版社なのでこれは問題なし。
他にも写真集、アーティスト物の本が沢山あった。

おそらく、この特殊な状況があいまって、この本屋の空間
がさらに魅力的に見えたのだろう。ちょっとくすぐる空間が
展開されていた。手前の空間は本が連なった、本の倉庫
のような空間。その真ん中には本棚で囲まれた段々の
ステージがある。ステージの下に屋根裏部屋の様な部屋。
neppu HPより
一つ奥の空間へは胸ほどまでしかない入り口を潜って行く。
真っ白い空間が広がる。大きな階段。
そこに私が探していた目当ての本。
この日はそれを買いにそこに行ったわけなのだが、もう少し
この空間に居たくて、その階段に座り込んでその本を読み
始める。
こじんまりとした空間がとても良い感じで、自分の読書部屋
に居るような気分になってくる。

結局
グリム童話 アーティストブックシリーズ
「ラプンツェル」「オオカミと七ひきの子ヤギ」「ヘンゼルと
グレーテル」の3冊を購入。

買った時にレジの女性が声をかけてくれる。

童話とかが好きなんですか?絵本やアート物が好きなので
このシリーズはピッタリなんです。この前行った束芋さんの
展覧会でこのシリーズの新しいやつが出ることを知ったので
今まで出たやつも買いたくなってここに来ました。わざわざ、
来ていただいてありがとうございます。絶対にまた来ます。
ご自分で書かれたりはしないのですか?残念ながら。

そんな会話をしながら、ここは買う人の顔もちゃんと見てくれ
る本屋さんなんだな、と嬉しくなる。
自分の会社が出している本だからやっぱり買う人の顔を見た
いのだろうし、ここまで来て買う人もそんなに多くないのかも
しれない。
たわいもない話ですが、やっぱり自分の買った物に反応して
くれるのって、嬉しい。

その出版社、新風舎

その本屋、熱風書房
neppu2
外苑前駅のすぐ近くです。ワタリウムやベルコモンズに行った
際には是非に寄ってみたいもんです。
※私はベルコモなどには行ったことはありませんが。
hhstyle青山やカッシーナ、アレッシィへも歩いて行けますね。

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コメント

素敵な本屋さんですね。
どんな出版社かと思ったら。新風舎さんでしたか。
近頃、新風舎さんへ戯曲作品を応募して、共同出版のお話があったりして最近知ったので、ちょっと親近感。
すてき。すてき。とても行ってみたいです。

投稿: 小枝 | 2005/06/06 14:06

そーなの、素敵なお店だったのよ。
好き嫌いは分かれるかもしれないけどね。

新風舎って自主出版なんかをサポートしているみたいね。
結構、他と違うことやろうとしている所みたいな印象が
あるなぁ。それでビジネスとしてやっていくのは色々と
障害や難しいことが沢山あるだろうけど、こう言う風に
あまり流通しない本でも、いつでもここに行けば売って
いる場所を提供してくれるってのは、本を出す方にも
心強いのではないかなぁ、と思ってみました。

投稿: KIN | 2005/06/06 19:01

私も絵本大好きなので、是非行って見たいです。
サイトの書店日記というコーナーが興味深かったです。
本への愛が溢れている、優しい日記でした。

投稿: しばこ | 2005/06/06 20:58

そーなの、ツボに入ったお店だったのよ。
空間として入った瞬間に良いなぁ、と。私は好みでした。
こう言う経営って色々と大変だと思うけど、まぁ、好き
じゃなきゃやっていけない、好きだからこそ出来る、って
事があるよね。
是非に機会あったらついででも寄ってみてくださいな。

投稿: KIN | 2005/06/07 10:41

KIN兄さん

つい先日行ってきました。
こじんまりとしているけれどとてもコンパクトにまとめられたすてきな本のお城みたい。低い天井やおおきい階段や、うーん、なんだか疲れてても目の前の本をながめたくなるなぁなんて、こういう遊び心のあるお店、本屋さんてすごくいいなぁ、と。

で、共同出版は、却下しましたが、作らせてくれ!と言ってこられる日を待つことにします。

投稿: 小枝 | 2005/07/21 15:20

まぁ、空間好き・絵本好きのおいらとして、は本当に遊び心の
ある本屋さんで、楽しい。好きな「本屋」さんです。

共同出版とか自主出版に関しては色んな意見があるみたいね。
※この記事にTBしてくれた人もいるけど。
WEB上に色んな意見が出ていて、マイナス的な意見もあったし
逆にプラスの意見も見た。結構、難しい話題だなぁ。
本を置く場所があるだけでそれでも良いと思う人。
それを逆手にとって会社を通して発注する事によって高く付き
騙された、と思う人。
でも出さなくては始まらないって時もあるし。実際そう言う成功
例もあるわけだし。
ここと一緒にやってみて、成功した人もいて、失敗した人もいて。
それは世の中のビジネスの常であって。
ほら、本と出す人ってビジネスとはきりはなして考える人が多い
けどやっぱり世の中(特に会社となると)ビジネスなんだよね。

結局は選択肢の一つでしかない、って事なんだよねぇ。
それだけ!って言う一つだけに絞り込まずに、色んな選択肢を
ちゃんと自分で判断して選べば、後悔はしないだろうね。
っつーか、自分のお金で、意思でする事なんだから、ちゃんと
考えて選んでいけば後悔はしないと思うけど、それを安易に選ん
でしまう人が世の中多いから、騙されたと思う人も多いみたい。

まぁ、おいらは買う側なので、その自分の趣味嗜好と選択肢を
広げてくれるって事ではあの店好きですよ。
だから好きな「本屋」さんなんです。

まぁ、早くなってくださいな、世界の小枝(お菓子の名前みたい)。

投稿: KIN | 2005/07/21 16:59

うん。新風舎さんの説明を聞いて、きっと賛否両論がなされるのだろうなと思いました。わたしたちに提案された方たちは、丁寧な対応をしてくれて、書いた内容もをきちんと読んでくれている感じでした。そして本が好きなのだろう、とも思いました。本を出したい、と思う人がいて、それを実現できる媒体があることで幸せなひともいるでしょう。でもつまらない本もあるかとおもいます。また共同出版して、騙された!と思う人も。KIN兄さんがおっしゃるように、よく考えて選択していけばいいのだし、結局良かれ悪かれ、自分の責任になるのかと思います。
書く側も、出版する側も、買って読む側も、ビジネスなのですからね。私は常に読む側の人間なのですが、身近にいる書く人が、はやく認められればいいなと思います。立派な賞をとって知名度を上げて欲しいです(脚本家として)。そのためにもっとおもしろい本を書いて欲しいと思います。そしてそれを、読みたいと思います。

投稿: 小枝 | 2005/07/22 17:48

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受信: 2005/06/23 13:59

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