原型原始~加藤泉展「裸の人」
土曜日は色々あったけど、とりあえずSCAI THE BATHHOUSEに
行った事を記しましょうか。
今回は加藤泉展「裸の人」と言うのを見てきた。
私はこの方の作品は初めてだったのですが、SCAI~のHPにあった
木彫りの彫刻の写真はかなり印象的だった。
そしてその荒々しい木彫りの彫刻(おそらく赤ん坊?)があの空間に
ぼこぼこと一見、無造作に置いてある。
彫り跡も生々しく、木の匂いもそのままに。
それとは対照的に同じく赤ん坊(それも子宮の中)をモチーフにした
ペインティングも数点。こちらは根本は同じなのだが、彫刻の荒々しさ
とは対照的にスムースな線で書かれている。
間違いなくモチーフは同じ人なのだが、その表現はまったく違った
人のようである。
あまりにも表現方法に差があるので、思わずギャラリーの人にこの
アーティストは絵画メインなのか彫刻メインなのか聞いてみました。
どうも絵画中心にやってこられた方のようです。
今回は彫刻メインの展覧会だったのですが、ギャラリーの方の話で
は絵画で詰まった時に(?と彫刻を作る、と言うパターンらしく、
振り返る?原型を確認する?と言う意味なのかな、それで荒々しい
のかな、と色々と想像も出来て楽しかったです。
歪んだ物が形に出てきていて、こう言ったタイプの作品って基本的
に私は好きなのですが、この人の作品は、ほんとに今後私の中で
かなり好きな物となっていくか、今回の記憶だけで留まっていくのか、
楽しみ、楽しみ。
人の原始の記憶、それを自分で見つめてみる。
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