No Wired、No Miles Davis、Date Course Pentagon Royal Garden、Rovo、Medeski,Martin&Woo and Solive
長いタイトルをやってみたかった程度なんですが・・・。
Jeff Beckのインストルメンタルロックアルバム「Wired」。
Rockの名盤です。ここから話は始まる。
Jeff Beck/「Wired」
昔はJazzはアコースティックであるべき、と思っていた。
電気楽器を使ったJazzなんかはろくに聞かなかった。
時はFusionブーム。魂がないなどと反発をしていた。
そして・・・Miles Davisの電化Jazzのアルバムを聞き、すべてが
吹き飛び、虜になる。
左からMiles Davis電化時代/「Bitch's Brew」「In A Silent Way」
左からMiles Davis電化時代/「Jack Johnson」「Get Up WIth It」
左からMiles Davis電化時代/「On The Corner」「Agharta」
左からMiles Davis電化時代/「Jack Johnson」「Live Evil」
それから、その関連(Weather Report,HeadHunters等)を聞き漁った。
もう、RockとかJazzとか言うジャンルは関係なかった。
左からWeather Report/「Heavy Weather」、Headhunters(Herbie Hancock)/「Headhunters」
そして時はクラブJazz、さらにはJam Bandブーム。
Miles Davisの電化Jazzをフューチャーしたような音にはまる。
Medeski,Martin&WoodやSolive、そう言った系の音。
Date Course Pentagon Royal GardenやRovo、その周辺の
音にはまる。
左からMedeski,Martin&Wood/「Uninvisible」、Soulive/「Turn It Out」、
左からDate Course Pentagon Royal Garden/「Report From Iron Mountain」、Rovo/「Frage」
ここらの音は私は全てMiles Davisから始まったようなモノ。
そして実はMiles Davisを聞き始めるそもそものきっかけは
マハヴィシュヌオーケストラと言う電化Jazzのバンドを聞いたから。
このバンドは電化Milesバンドのギタリスト、ジョンマクラフリンのバンド。
Mahavishnu Orchestra/「火の鳥」
そして冒頭に戻りましょう。
Jeff Beckの「Wired」は間違いなくRockの名盤なんだが、Jazz的な要素も入り、
Jazzミュージシャンも参加している。Jeff BeckはマハヴィシュヌOrch.みたいな
バンドをやりたくてこのアルバム「Wired」や「Blow by Blow」を作ったと言う。
Jeff Beck/「Blow By Blow」
私の最近の音楽の流れは「Wired」から始まった。
Wiredがあるから私の中での電化Jazzがあるのである。
ただねぇ・・・
最近そこらの音から自分が離れて行っているのか。
菊池さん系(DCPRG、東京ザヴィヌルバッハ、そしてSpank Happyでさえも)
の最新アルバムの後がどうもピンと来なかったんだよねぇ。
Medeski,Martin&Woodの最新アルバムもなんだよねぇ。
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