見えてくる光景 コレクションの現在地(アーティゾン美術館 リニューアル)

見えてくる光景 コレクションの現在地
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/emerging_artscape/
アーティゾン美術館
2020/1/18-3/31
 
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開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」。アプリをダウンロードしておけば作品の解説を聞くことができる(イヤホンは必要)。場所を感知して反応するが、使い方についてはちょっと迷った。初めて来た人は使い方が良く判らない人も多いのではないかな?
 
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ブリヂストン美術館時代のコレクションと休館中に新たに所蔵したコレクションのお披露目。古代から現代までを幅広く網羅。
 
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前のブリヂストン時代と比べてとにかく広い。大きな一枚ガラスの日本美術(屏風専用?)室や、ほっと一息室(眺めが良い?夜なのでわからなかった)なども。
 
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建物の設計を説明する部屋もありました。
 
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美術館デザインはTONERICO(トネリコ)。受付周辺のメッシュのようなものが目を惹きますね。 
 
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天井の高いインフォメーション・ルームのデザインやカフェの椅子などのデザインもTONERICO(トネリコ)。 
 
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美術館の入口近くには倉俣史朗デザインの椅子などもありますね。これ前の館の時にあったのかな?今回のリニューアルで用意したの?
 
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サインは廣村正彰のデザイン。廣村さん得意の柔らかくわかりやすいデザインですね。
 
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LED内蔵で細いのに光っています。メンテナンスが大変そうだけど、LEDだから壊れないだろうということですかね。 
 
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これだけ線が細いのに見えやすいのはやはり光っているからでしょうか。立体的になので角度や影で実際より大きく見えるのかも。
 

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北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック/上村松園と美人画の世界/茶道具取合せ展

美術館休館が多い中、閉まった展覧会を振り返り。

北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/200201-0407_lalique.html
東京都庭園美術館
2020/2/1-4/7
 
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アールデコの館である庭園美術館。アンリ・ラパンが設計に携わり、ラリックのガラス作品をあちこちに飾っているこの建物で開催されたラリック展、良いに決まっています。
 
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この建物のラリック作品としては正面玄関のガラスレリーフが有名ですね。このガラスレリーフの下絵などもありました。初めはレリーフの女性はヌードだったとか。他にもシャンデリアなどもラリック作品です。
 
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その建物の中にあるラリックのガラスたち。そりゃあね、この建物と合うわけなんですよ。合わないわけないのですよ。
 
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北澤美術館には他にもアールヌーヴォーやガレの作品などもたくさんありますが、ここはやはりラリックに絞って、これこれこれとばかりに魅せてくれます。
 
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ガラスと言う素材の特性もあり、艶かしい作品や、以外にも幾何学的な模様の物もあり。
 
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新館のカフェのケーキもイメージケーキみたいなものもあり。通路のガラスの模様もガラス作品を見た後でいつもと違う見え方がしていたかも。
 
 
上村松園と美人画の世界
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2020/uemurashoen.html
山種美術館
2020/1/3-3/1
 
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上村松園の描いた美人画。柔らかい表情の中に見える強さ。女性だから描ける女性の姿。顔だけでなく、その仕草や服の模様、髪飾りまで描きこんでいる。気品、と言う言葉が似合う絵ですね。暖かい日にゆったり見ることが出来て良かった。ここのカフェ椿で京都のスマート珈琲のコーヒーを飲むことが出来るのよね。コーヒーにビスケットがつくのも嬉しい。


 
 
茶道具取合せ展
https://www.gotoh-museum.or.jp/index.html
五島美術館
2019/12/14-2020/2/16
 
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茶碗や鉢、徳利、盃などの名品が並ぶ。長次郎やのんこう、光悦などの樂茶碗がずらっと並んでいる様は目を惹きます。実際にある茶室の床の間の一部を原寸大で再現した展示は面白かったです。
 
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しかし、安藤忠雄設計のこの上野毛駅、いつもどこから撮って良いのかわからない建築ですね。
 

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千田泰広「空間のための部屋」/千田泰広 ―イメージからの解放― /浜口陽三 浮かびくるかたち/萩原英雄 抒情としての空間

終わってしまった展覧会ですが、閉館ばかりの世の中なので振り返り記録を(アップが遅れただけと言う話ですが)。
 
千田泰広のインスタレーション特別展示「空間のための部屋」
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html
武蔵野市民文化会館
2020/2/15-2/23
 
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武蔵野市立吉祥寺美術館の千田泰広展に併せてインスタレーション展示の公開。会議室に無数の細い糸が照明によって煌いている。
 
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空調によってゆらゆら揺れる糸が光りの揺れをおこしている。ただただそれだけなのにとても美しい。吉祥寺美術館の展示とは根本が同じ裏と表のような位置づけの展示でした。
 
 
 
千田泰広 ―イメージからの解放―
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html
武蔵野市立吉祥寺美術館
2020/1/11-2/23
 
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メインのインスタレーション展示は撮影不可。ロビーの展示のみ撮影可能です。ロビーにはアイデアの元になるものなども展示。黄金比を元にしたフィボナッチ数列の曲線装置などはこんなに小さいのに宇宙の広がりレベルの話でした。
 
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メインのインスタレーションのイメージはこのスケッチが一番近いかな。暗い空間に糸が張り巡らされていて、そこに照明の光りが移動して投射されていく。糸の角度、照明の角度によって輪切りの様に切り取られたり、流れ星の様にすべっていく光りの軌跡が美しいです。中央に座って見上げることができる場所があって、そこでゆったりとしてしまいます。
 
 
 
浜口陽三 浮かびくるかたち
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/indexhama.html
武蔵野市立吉祥寺美術館 浜口陽三記念室
2019/11/14-2/23
 
萩原英雄 抒情としての空間
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/indexogi.html
武蔵野市立吉祥寺美術館 萩原英雄記念室
2019/11/14-2/23
 
浜口陽三の展示も萩原英雄の展示も毎回覗いていくのだけど、いつも同じテイストの物が、でも少し変わったところもありながら安定してみることが出来ると場所があると言うのは良いですね。
 

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青木野枝 霧と鉄と山と/府中市美術館常設展/高嶋英男 からっぽに満たされる/メゾンアオアオ(青木淳設計+青木野枝彫刻)/杉並区大宮前体育館(青木淳設計)

美術館の臨時休館もいつまで続くか判らないので、この期に過去の展覧会を振り返りましょう、と言い訳してあげてない展覧会感想を書く。
 
青木野枝 霧と鉄と山と
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/noeaoki_kiritotetsutoyamato.html
府中市美術館
2019/12/14-2020/3/1
 
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パブリックアートとして見る青木野枝の作品。まとまって見るのは初めてです。東京ガーデンテラス紀尾井町やポーラ美術館に作品がありましたね。豊島にもあるようです。そして後述しますがなんと吉祥寺で見ることが出来ます。今後青木さんの作品に出会ったときに今までと違った目で接することが出来そうな気がします。


 
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鉄の作品は展覧会ごとに組み立てているとの事なので、中で溶接とかするのかしら?入口近くにあったカラフルな石の作品?と思ったら使いかけの石鹸を使った作品「立山/府中」でした。使いかけの石鹸という生活をイメージするものが鉄の枠の中に並ぶ。このカラフルさは何を意味するのか?
 
 
 
常設展 「戦後」の美術/武蔵野のアトリエ/牛島憲之の色とかたち
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/jyosetu/ichiran/r1.html
府中市美術館
2019/12/14-2020/3/1
 
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コレクション展、高松次郎や中西利雄、瑛九など。
 
 
 
公開制作77 高嶋英男 からっぽに満たされる
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kokai/kokaiitiran/kokaiseisaku_takashima.html
府中市美術館
2019/12/14-2020/3/1
 
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壷が頭の人を作る高嶋さん。この場所で公開制作です。行ったときは不在の日でしたがここでワークショップなどもやっていたようです。
 
 
 
メゾンアオアオ(青木淳設計+青木野枝彫刻)
http://www.aokijun.com/works/maison-aoao/
http://www.aokinoe.jp/project/aoao_2010.html
 
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吉祥寺から少しあるたところにあるこの集合住宅、設計 青木淳で彫刻装飾 青木野枝というもの。え?青木+青木でアオアオなのかな?
 
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はじめ見たときに青木野枝っぽいなぁ、と思ったのだけど、まさかマンションに青木野枝使わないでしょう、と思いスルーしたものの、調べてみたらまさかの青+青だったとは!
 
 
 
杉並区大宮前体育館(青木淳設計)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/sports/taiikukan/1007040.html
 
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設計 青木淳の杉並区の体育施設です。現状コロナ騒ぎの影響で休館していますが、プールに行ったことがあります。施設の大半を地下に埋めているので地上に見える部分の高さを低く抑え提ています。住宅街の中の施設と言うことで意識したのでしょう。サインは菊地敦己デザイン。
 
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上記、青木展とメゾンアオアオと全て近いタイミングでたまたま見ました。低い楕円形の建物に地下に掘り下げて体育館やプールを入れ込んでいる。写真の体育館は施設の中央に地下3フロア分は掘り下げられて設置されています。この壁が近くで見るとうねっているのはわざとそうしているようですね。元々小学校だったこの場所にあった銀杏の木々の一部をそのまま入口近に残してあるとのこと。提案採用時からは色々とプランが変わっているようですね。

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パッション20/今井麗「MARCH」/新木優子『ハニー』/東京メトロ座線渋谷駅(内藤廣設計)/NEWoMan ART 池田衆

美術館の臨時休館もいつまで続くか判らないので、この期に過去の展覧会を振り返りましょう、と言い訳してあげてない展覧会感想を書く。
 
パッション20 今みておきたい工芸の想い
https://www.momat.go.jp/archives//cg/exhibition/passions2019/index.htm
東京国立近代美術館工芸館
2019/12/20-2020/3/8
 
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今年の夏から金沢へ移転する東京国立近代美術館工芸館。この建物はここに残ると思いますが、使い方によっては気軽に入ることが出来るのはこの展覧会が最後だったのかもしれない。
 
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「さらば」、そう、東京にある工芸館として最後の展覧会なので工芸全体を振り返るような展示。コロナ騒ぎによる臨時休館で繰り上がった最終日に行って来ました。建物の写真を撮っている人も多かったです。
 
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出し惜しみ無し、鈴木長吉《十二の鷹》や小名木陽一《赤い手ぶくろ》が並ぶ様は圧巻です。
 
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四谷シモン《解剖学の少年》の球体間接人形や宮川香山の花瓶、他にも志村ふくみの着物などとにかく幅広いジャンルの展示でした。
 
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バーナードリーチや河井寛次郎、濱田庄司などの民芸的名ものや竹細工、焼き物、漆、様々なものがあります。東京でこれだけまとめて見ることが出来るのはこれが最後でしょうか……。
 
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芹沢銈介のカレンダーやマッチ箱やウチワ、杉浦 非水のポスターなど平面的なものも良いですね。
 
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展示室内の椅子も名作ばかり。とても贅沢ですよね。時間に余裕があれば全部座るチャレンジしたかったな。
 
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この空間、今後は何に使うのでしょうね?きっとまた何かの機会で入れることもあるかもしれません。
 
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「さらば」、閉館最後の時間まで居ました。本当にありがとうございます。次は金沢で会いましょう!
 
 
 
今井麗「MARCH」
https://oil-gallery.bijutsutecho.com/
「OIL by 美術手帖」ギャラリー
2020/2/28-3/15
 
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近くはオペラシティでの展示がありました(白髪展と併催)今井麗の展示です。タイトルはパルコアラからコアラのマーチと3月の英語表記のマーチとをかけて、行進のマーチに繋げているのでしょうか?
 
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トーストの絵で有名な方ですが、私は今回ハムエッグの絵にとても惹かれてしまいました。ちょっと欲しくなりましたね。人気の作家さんなので売約済みでした。
 
 
 
新木優子写真集&Blu-ray発売記念Limited Gallery『ハニー』
https://art.parco.jp/galleryx/detail/?id=378
渋谷パルコ GALLERY X
2020/2/28-3/9
 
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モデルの新木優子の写真集と映像作品の発売を記念した展示でした。ベッドルーム的な写真を集めたコーナーがあったり。
 
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イラストレーターたなかみさきとのコラボもあります。グッズもありましたね。
 
 
 
東京メトロ銀座線渋谷駅(内藤廣設計)
https://www.tokyometro.jp/ginza/topics/20200110_227.html
2020/1/3 オープン
 
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話題の銀座線渋谷駅を通りました。M字型のフレームが特徴的です。このアーチ構造で柱が無く広く使えているようです。設計は内藤廣建築設計事務所。
 
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肋骨の中を抜けて行くようにも見えます。将来この上に歩行者デッキが作られることもあり、それを支えるための形状の様です。内藤廣さんは渋谷駅の東口、駅からヒカリエに続くデッキの設計もやっているのですね。
 
 
 
NEWoMan ART wall. vol.19 池田衆 w/ Maki Fine Arts
https://www.newoman.jp/art/art_details.php?article_no=12
NEWoMan ART wall.
2020/2/1-3/16
 
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新宿のNEWoManのアートウォール(アートのショーウィンドウ)では池田衆の作品。
 
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写真を切り抜いた作品。切り抜いた跡の余白が効果的でぱっと見は絵のようにも見えました。
 

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DREAM

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2020年、令和2年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
もう夢など見る歳ではないのかもしれませんが、夢があるのかと聞かれても現実的なことしか出てきませんが、それでも前に進むには夢というものは必要なのではないかと。これからでも良い、夢を見て前に進んでいきたいです。皆様にとっても今年が良い年でありますように。
 

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YES

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今年はリセット、切り替え、迷い、様々の想いを抱えてきた年でした。まだまだ悩みもたくさん、迷いっぱなしではありますが、一つ前に進むことはできているのだと思っています。その迷いが、選択が、一つのイエスであるように。皆様、いろいろありがとうございました。支えられてきたこと、その上で前にゆっくりながらも進めていること、感謝しております。
 

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2019年の展覧会、今年の10本

今年見た展覧会の、私的によかったもの10本!毎年恒例になりましたが今年もやりました。今年は秋から忙しくいつもよりも本数は少なかったです。ブログの更新も後半はちょっと簡単になっています。※去年までの「今年の10本」のリンクは一番下に貼っておきます。
 
【総括】
今年は圧倒的に現代アートの年でした。私の趣味としては毎年、西洋美術がノミネートすることはそもそも少ないのですが、今年は日本美術も個人的にコレ!と言うものが少なかったです。結果10本すべて現代アートということになりました。
 
いつもどおり今年の10本、基本的には順位はつけず、見た順番で古いところから書いていきます。
 
石川直樹 この星の光の地図を写す
東京オペラシティアートギャラリー 1/12-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/01/post-efcd.html
※今まで散々見てきた石川さんの作品、よく見てきた分だけ最近は流していたのかもしれません。改めて石川さんの作品に、生き方に、動いてきた道のりに、それらに対峙するのにふさわしい展覧会でした。
 
 
「ピアニスト」向井山朋子展
銀座メゾンエルメス フォーラム 2/5-2/28
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/02/bug-nets-2895.html
※ちょっと特殊な展覧会だと思いますが、心に残ったという点では一番だったかもしれません。音、というものが展示要素として、そして生演奏問言うことにこだわった、うん、これはピアニストを展示するとこうなるという一つの形です。
  
 
志賀理江子 ヒューマン・スプリング
東京都写真美術館 3/5-5/6
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/post-53c8.html
※見せ方がよかったです。今まで写真の展覧会で見たことのないやり方。立体の天面をカーブミラーで見るところを発見したときはニヤッとしてしまいました。
 
 
トム・サックス ティーセレモニー
東京オペラシティ アートギャラリー 4/20-6/23
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/04/post-e09b90.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-6e7586.html
※もうこの人のユーモア、元ネタへの愛、飛び抜け方がとても好きで。くだらない?いや、最高でしょう!これぞ現代アートだというこの世界観、大好きです。
 
 
飯川雄大 DECORATORCRAB ―0人もしくは1人以上の観客に向けて―
Art Center Ongoing 5/10-5/19
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-02fe4c.html
※一発でやられました。ギャラリー展示ですが、これは印象として残る展示で今年の10本に入れたいと、そう思いました。なんか私の中では他の9本と全く違う基準での選定な気もしますが、それでも残った展示でした。
 
 
クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime
国立新美術館 6/12-9/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-358857.html
※これだけしっかりとまとめて美術館という箱の中でボルタンスキーの作品を見る機会はそうそうないのではないかと。いろんな意味で貴重な展覧会だと思います。
 
 
塩田千春展:魂がふるえる
森美術館 6/20-10/27
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-dd9da7.html
※塩田さんの作品は昔から見てきたので、その集大成としても満足する展覧会。好きな作家さんをこのように見ることができて嬉しいですし、話題になったのも良かった。
 
 
シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート
ポーラ美術館 8/10-12/1
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/09/post-3a5764.html
※とても良くできた展覧会でした。ポーラのコレクションを新たにじっくりと見る機会にもなりました。組み合わされていた現代アートも素晴らしかった。文句なしの展覧会。
 
 
目 非常にはっきりとわからない
千葉市美術館 11/2-12/28
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-7f650a.html
※資生堂や埼トリには敵わないかもしれないけど、それとは違う面白さや楽しみがあり、これはやはり今年の10本としては入れないとダメでしょう、な展覧会です、私としては。
 
 
カミーユ・アンロ|蛇を踏む
東京オペラシティ アートギャラリー 10/16-12/15
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-27afd0.html
※実は最後まで10本に入っていなかったもの。年末振り返りをしていたら最後の部屋の映像作品とその前の青い部屋が頭に蘇り、多分、今年一番記憶に残る展示の印象だと。展覧会というよりその作品の記憶に残り具合で急遽10本に入れました。
 
 
さて、10本には入りませんがこの展示に関しても。今年亡くなった佐藤雅晴さんの展示です。同世代のそれもまだ若いアーティストが亡くなると言う衝撃。追悼枠としてあげたいと思います。
 
「死神先生」佐藤雅晴
KEN NAKAHASHI 2/15-3/16
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/2019-e896.html
 
 
 
さて、他にも色々あった今年の展覧会のメモです。
 
【その他、西洋美術】
10本には入れませんでしたが、西洋美術もいいものがありました。クリムト/ウィーン関連では目黒区美のものが一番好きでした。モリスも良かったし、一号館美術館のフォルチュニと言う天才の展示も良かったです。
  
世紀末ウィーンのグラフィック
目黒区美術館 4/13-6/9
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/04/post-7bda09.html
 
ウィリアム・モリスと英国の壁紙展-美しい生活をもとめて-
そごう美術館 4/20-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-ed0dd5.html
 
マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展
三菱一号館美術館 7/6-10/6
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/07/post-e662d9.html
 
  
【その他、日本美術・工芸】
日本美術も良いものがありました。下田の上原美術館で見た年初めの展示は良かった。奇想の系譜展は10本に入れるか迷った展覧会。東寺展の立体曼荼羅の迫力(加えて分かり易い解説)、奈良を含めて曜変天目茶碗3つをコンプリートしたのも記憶に残ります。工芸館の竹工芸の展示も素晴らしかったし、出光美のやきものの展示はわかりやすく本当におすすめです!
 
春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―
上原美術館 仏教館 2018/12/15-2019/3/31
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/01/post-c6bc.html
 
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
東京都美術館 2/9-4/7(前期:2/9-3/10 後期:3/12-4/7)
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/post-436e.html
 
国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅
東京国立博物館 3/26-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/04/post-2bbaf3.html
 
国宝の殿堂 藤田美術館展 曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき(曜変天目3碗制覇)
奈良国立博物館 4/13-6/9
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-36f32f.html
 
大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋(曜変天目3碗制覇)
MIHO MUSEUM 3/21-5/19
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-93ef1a.html
 
日本刀の華 備前刀(曜変天目3碗制覇)
静嘉堂文庫美術館 4/13-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-d66697.html
 
メトロポリタン美術館所蔵 竹工芸名品展 ― ニューヨークのアビー・コレクション
東京国立近代美術館 工芸館 9/13-12/8
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-8b14d0.html
 
やきもの入門 ─色彩・文様・造形をたのしむ
出光美術館 2019/11/23-2020/2/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-e45be8.html
 
 
【その他、現代美術】
10本以外にも今年は良い現代アート展がありました。アジアの木版画は濃かったし、横浜美術館のコレクションと現代アートの組み合わせ展は素晴らしかった。ジュリアンオピーも良いし、窓展も現代アートの選定が良かったです。
  
闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s-2010s
アーツ前橋 2/2-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/1930s-2010s-7ae.html
 
Meet the Collection -アートと人と、美術館
横浜美術館 4/13-6/23
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-d0c6ea.html
 
ジュリアン・オピー
東京オペラシティ アートギャラリー 7/10-9/23
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-8b14d0.html
  
窓展:窓をめぐるアートと建築の旅
東京国立近代美術館 11/1-2020/2/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-cfb574.html
 
 
【その他、デザイン/建築】
建築デザイン系は以下の展示が良かった。汐留ミュージアムでの子どものための建築展や埼玉のインポッシブルアーキテクチャも良いし、初めて行った太田市美術館・図書館も建築やサインが楽しかったです。information or inspiration? はnendoの会場構成が(難はあれども)実験的でした。ちひろ美でショーン・タンの絵本をじっくり見れたのも良い。中山英之展では完成してから始まるという当たり前のことだけどそれを建築展で初めて見る。板橋区美では好きな駒形克己さんの絵本を堪能。デザイナー達の頭の中を覗くような㊙展も面白かったです。
 
子どものための建築と空間展
パナソニック汐留ミュージアム 1/12-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/02/post-1328.html
 
インポッシブル・アーキテクチャー
埼玉県立近代美術館 2/2-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/momas-0c93.html
 
太田市美術館・図書館/アーツ前橋/旧井上房一郎邸(高崎市美術館)
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/post-b50d.html
 
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美
サントリー美術館 4/27-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-52f218.html
 
ショーン・タンの世界展
ちひろ美術館・東京 5/11-7/28
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-ba0807.html
 
中山英之展 , and then
TOTOギャラリー・間 5/23-8/4
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-a4b63c.html
 
小さなデザイン 駒形克己展
板橋区立美術館 11/23-2020/1/13
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-8031b5.html
 
㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
21_21 DESIGN SIGHT 11/22-2020/3/8
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-3df68f.html
 
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
東京都現代美術館 11/16-2020/2/16
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-368ea9.html
 
 
 
来年はどんな展覧会を見ることができるでしょうか?楽しみです。
 
 
以前2012年に10年間の振り返りと言うのをやりました。10年後2022年にもう一度やろうかな。
 
過去10年で印象に残った展覧会10本選定
過去10年で印象に残った展覧会洗出し編

 




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利休のかたち 継承されるデザインと心展/茶の湯とデザイナーたち/本城 直季 展「small planet」/高橋奈己 白磁展/大和心を描く 横山大観展

利休のかたち 継承されるデザインと心展
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20191227_rikyu_8es.html
松屋銀座8階イベントスペース
2019/12/27-2020/1/20
 
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利休好み、という言葉が一つの文化であるくらい茶の湯の中での利休の果たした役割は大きい。その利休が好んだもの、そしてその先に受け継がれているものなどを展示している展覧会。樂焼茶碗や茶杓、茶入れなど様々な名品を見ることができます。でも、選の理由が生きていた当時は樂焼茶碗も千利休のスタイルもモダンで最新のスタイルなんですよね。当時においての現代アートととでも呼べるような立ち位置。
 
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利休の作った竹の花入れ、を、なんと須田悦弘さんが木彫りで写しを作り、同じく木彫りの花と一緒に展示をしていました。年末最後の展示回りで須田さんの作品を見ることができてよかった。
 
 
 
茶の湯とデザイナーたち
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/index.html#chanoyu
松屋銀座7階デザインギャラリー1953
2019/12/27-2020/1/27
 
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上の階で正統派利休の茶の湯の世界を堪能したらこちらも見てほしい。現代のデザイナーの考える茶湯の道具。
 
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茶杓や花入れが竹である必要はない。自由な茶湯があっても良いではないか、とばかりに機能とデザインのチャレンジをしています。
 
 
 
本城 直季 展「small planet」
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0213.html
日本橋三越本店 本館6階 美術サロン
2019/12/25-2020/1/6
 
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俯瞰した景色をミニチュアのように撮影する作家さんです。今回は神社や仏閣などの景色が中心。その中にファースト写真集の表紙になった中山競馬場の写真もありました。この写真集買いました。2006年なんですね、懐かしい。
 
 
 
高橋奈己 白磁展
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0209.html
日本橋三越本店本館6階美術アートスクエア
2019/12/25-2020/1/7
 
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自然の中のツボミや花のような模様を持つ白磁は美しい。一つ欲しくなリますね……。壺は中を洗うのが大変そう。  
 
 
大和心を描く 横山大観展
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0205.html
日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
2019/12/25-2020/1/6
 
大観さんの決して上手いとは呼べない、でも人を惹きつける作品がドーン!と並んでます。もちろんその分お値段もドーン!と来てます。個人的にいいな、と思ったのは、会場外のケースにあった絵。
 
 

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目【me】 非常にはっきりとわからない

目【me】 非常にはっきりとわからない
http://www.ccma-net.jp/
千葉市美術館
11/2-12/28
 
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本日、最終日。ネタバレの記事を書いてもよいだろうか?
 
千葉市美でも珍しく若い人が来て混雑した展覧会。ご年配の方からは色々と苦情もあったとか言う話も噂で聞いています。実際に私が行った時もおばさんがスタッフの人に会場内で「展示を見に来たんだけど……」と聞いている姿がありました。いやいや、今、ここが展示をやっている空間です!展示空間の演出の中にあなたは居るんですよ!と言いたかったですが。
 
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と、賛否両論撒き散らしているこの展覧会をやっているアーティストは「目」。私は今までに資生堂ギャラリーの個展と、グループ展で埼玉トリエンナーレ・森美術館・東京都現代美術館、上野の森美術館で作品を見ています。初見の資生堂では驚きましたよ。そして、何より埼玉トリエンナーレの作品を見たときの驚きはそれを上回るくらい。本当に凄かった!いわゆるフェイクアートというか、だまし絵の立体版みたいな作品が多いですかね。
 
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以下、ネタバレになりますが、今回の展示は改装中の今の時期であること、千葉市美で同じ構造を持つ7階と8階を使うことと言う「ここでし出来ない」展示になっています。簡単に言うと7階と8階を工事中の仮設材で空間を埋めて、全く同じ空間にしてしまうというもの。全く同じなんです。置いてあるものも、その配置も全く同じ。
 
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7階と8階を行き来する階段は閉鎖して見えなくしている。エレベータの階数表示も隠し、7階にあるショップも入口は隠します。そうなると見ている人は7階にいるのか8階にいるのかわからなくなるのですね。7階を見て、ああ、工事中のシーンを作ったインスタレーションなのかなぁ、と思いつつ8階にいくと(見る順はないので逆ルートもあり、行ったり来たりも可能)、あれ、ここさっきと同じフロア?となる。美術の梱包箱に貼ってあるビスを止めているテープも、壁際にある工事道具も、そこに書いてある文字も全く同じ。
 
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目のこのような仕掛けは実際にやるとかなりお金がかかるものですが工事の材料なら比較的安価ですよね。また実際の改装期間中と言うことで工事会社から手に入りやすかったのではないでしょうか?費用を抑える努力をしているのではないかと。この点では作り込みにお金をかけた資生堂の展示の方が凄かったのは間違いない。ただこの面積、この空間、この構造をうまくそして千葉市美ということで(?)予算が限られているのも含め、安く生かした努力は素晴らしい。
 
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さて、上記は空間の紹介。その上で、この空間でのパフォーマンスが行われているのです。おそらく1時間に一度、あちこちから人が出てきて、工事の足場を動かしたり、配置を変更したり、可動壁を動かしたり、梱包箱を移動したり、様々な行動を行っていました。最後にその行動の結果、全ての物を元に戻してぱパフォーマンスは終了。見に来た人はこのパフォーマンス中に来るか、静展示中に来るかでイメージが変わるかもしれません。毎日、1時間に一度この行動をするので人件費はかかりそうですけどね……。
 
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さて、私がこれで思ったのは、このパフォーマンスによって起こるズレはあるのか?と言うこと。おそらく決まった脚本があり、これをここに動かし、次にこうして、最後にこれを戻す、と言う指示があるはず。それでもズレは起こるもの。もしかしたら期間を追っていくごとにそのズレが大きくなり会期後半に見たときにその違いを楽しむことができるのでは?と勝手に想像しました。まぁ、それは思いこみすぎで、毎日そのズレを修正しているかもしれませんけど。私はかなり初期の頃に見に行ったので、後半にもう一度行きたいと思っていましたが、残念ながらかなわず。
 
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驚きを体験すると言う点では楽しめる展覧会だと思いますし、美術作品を見に来たと言う人にとってはお金の損だと言う人もいるかと思います。係員の人も展示の内容を説明せずにお客さんへの対応をしなうてならないので大変でしょうけど、面白がっている人も多いでしょう。ちなみに上の柱に投影されていた数式みたいなのは何ですかね?展覧会に影響したと言うチバニアンに関わることでしょうか?ああ、チバニアンって上下で極が違う断層ですよね、そうか、ここの7階と8階の断層の構造がそれか(でも極が逆というか全く同じだけど)!
 

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