ビーマイベイビー 信藤三雄 レトロスペクティブ/コレクション展「新収蔵・北杜夫コレクションを中心に」

ビーマイベイビー 信藤三雄 レトロスペクティブ
世田谷文学館
7/14-9/17
 
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信藤三雄、レコードやCDジャケットのデザインで有名なデザイナーさんです。入口に有名な方々からのお花が……。
 
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松任谷由実、サザンオールスターズなどからピッチカートファイブ、フリッパーズギター、ミスターチルドレン、MISIA、さらには最近のAKB48まで様々なアーティストのジャケットデザインやポスターなどを手がけた人。
 
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80年代から最近までのアートワークがここぞとばかりに並ぶ会場は、もう、懐かしかったり、思い出が蘇ったり、大変でした、笑。
 
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展示会場デザインは遠藤治郎。コンサートの舞台美術などを手がけている方です。
 
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女優の夏帆を取り上げたポスターもいい感じです。
 
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会場内でピッチカートファイブやコーネリアス、UA、YEN TOWN BAND、ブランキジェットシティなどのポスターを観るたびにあの頃何をしていたか、甘い出来事やほろ苦い恋などが思い出されるのですよね。
 
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音楽と記憶って、何か結びついてますよね。曲を聴くと思い出す、あの何か。それと密接に結びついているジャケットデザイン。
 
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あの子はこのバンド好きだったなぁ、とか。カラオケで良く歌ってたなぁ、とか。アルバムの貸し借りしたなぁ、とか。
 
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いまトピの言うメディアでこの展覧会に関するコラムを書かせていただきました。こちらも参考に。
 ↓
東京は夜の七時で真夜中のマシンガンで笑って咲く花になろうよ「BE MY BABY 信藤三雄 レトロスペクティブ」
 
AKB48や夢見るアドレセンスなど、現在のアイドルなども手がけているのも凄いな、と思います。ただ、今のデータ配信時代になっている世の中、こう言うデザインと曲と思い出が結びつく事は少し弱まってしまうのですかね?
 
 
 
コレクション展「新収蔵・北杜夫コレクションを中心に」
世田谷文学館
4/28-9/17
 
北杜夫の原稿、そして北杜夫の父、齋藤茂吉関連の資料を展示してありました。ムットーニコーナーに新しい作品が追加されたということで、見て行きたかったけど、時間が会わず断念。次に来た時は観たいです。
 

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イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ/収蔵品展063 うつろうかたち 寺田コレクションの抽象/project N 72 木村彩子

イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ
東京オペラシティアートギャラリー
7/14-9/24
 
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イサムノグチの大きな展覧会と言うとMOTでの展覧会を思い出す人も居るのではないでしょうか?あれは2005年だったのですね。エナジーヴォイドが来たというのを覚えています。その後に横浜美術館での展覧会もありました。その後大きな展覧会は都内周辺では無かったとおもいます。待望のイサム・ノグチ展です。
 
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もちろん規模はMOTの時ほどではありませんが、今回イサム・ノグチが意識したという「身体」と言う物を軸に彫刻、遊具、ランドスケープを掘り下げていく展覧会でした。テーマが通っているので見応えありです。
 
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身体のドローイング、そしてそこと直接繋がるような不思議な形状の彫刻たち。ここら辺の形はイサム・ノグチのデザインした家具にも繋がってきます。
 
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照明器具に関しては身体性と直接的には繋がっていないというイメージではありますが、どうなんでしょう?
 
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そこから建築家とのコラボなどを通して空間の彫刻へと繋がっていくのです。ランドスケープや遊具といった視野を広げた展開。そこに、その中に子どもや人が入り込むことによって完成する作品ですね。
 
ちなみにイサム・ノグチの遊具などは日本各地で実際に体験できます。そこら辺の情報を「いまトピ」というサイトでまとめたことがありますのでこちらもご参考に。
 
触れて、遊んで、楽しむ。遊具や公園で体感、日本全国イサム・ノグチ体験スポットまとめ!
 
牟礼のイサムノグチ庭園美術館は2回ほど行きました。何度でも行きたい場所です。モエレ沼公園にはまだ行く機会が無く、一度は行きたい場所のひとつです。
 
 
 
収蔵品展063 うつろうかたち 寺田コレクションの抽象
東京オペラシティアートギャラリー
7/14-9/24
 
難波田龍起の作品をはじめとする抽象絵画の特集。難波田さんの作品が続き、少しお腹一杯になってくるのですが、他に李禹煥や辰野登恵子の作品などもあります。
しかりやはり難波田作品は強いですよね。体力がある時でないと対峙できない気がします。
 
 
 
project N 72 木村彩子
東京オペラシティアートギャラリー
7/14-9/24
 
コレクション展の後だからというのもあるのか、初め見たときは訳わからない抽象画に見えた。ところが少し離れてみると、とても美しい風景画になる。何歩か下がると、もしくは何歩か前に出ると急に変わる景色。同じ絵を見ているのに、である。印象派や点描画などを観ているような感じだが、それとはまた少し違うような、その気持ちよさでした。
 
 

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いわさきちひろ生誕100年記念 Life展「あそぶ」plaplax/「着るをたのしむ」spoken words project /生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。

今年はいわさきちひろの生誕100年の記念の年。幾つかのプロジェクトで構成されています。
 
いわさきちひろ生誕100年記念
 
「Life展」
・ちひろ美術館・東京
 「まなざしのゆくえ」大巻伸嗣 2018/3/1-5/12
 「着るをたのしむ」spoken words project 2018/5/19-7/22
 「あそぶ」plaplax 2018/7/28-10/28
 「作家で、母で つくるそだてる」長島有里枝 2018/11/3-2019/1/31
 
・安曇野ちひろ美術館
 「あそぶ」plaplax 2018/3/1-5/7
 「ひろしま」石内都 2018/5/12-7/16
 「子どものへや」トラフ建築設計事務所 2018/7/21-9/25
 「みんないきてる」谷川俊太郎 2018/9/29-12/16
 
「特別展」
・「いわさきちひろ展」国立歴史博物館(台湾) 2018/2/1- 4/22
・「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」 2018/7/14-9/9
 東京ステーションギャラリー 2018/7/14-9/9
 美術館「えき」KYOTO 2018/11/16-12/25
 福岡 2019/4月-5月[予定]
 
 
今回は「Life展」のspoken words projectコラボ「着るをたのしむ」、plaplaxコラボ「あそぶ」、そして「特別展」の東京ステーションギャラリー「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」についての感想です。
 
 
いわさきちひろ生誕100年記念 Life展
「あそぶ」plaplax
ちひろ美術館・東京
7/28-10/28
 
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先日描いた「デザインあ」でも展示に参加していたplaplax。いつも楽しい体験型の展示を展開しているユニットです。
 
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ちひろのアトリエをイメージした白いテーブルの上に様々な絵を描く道具。それらに触れていくと色が付いたり、小さなキャラクターが飛び出てきたり。
 
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ラジオが鳴る、猫が歩く、ちひろの頭の中のイメージを目に見えるような展示です。
 
 
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白い床の上を歩くとちひろの絵に出てくるようなにじみの絵と音が鳴る展示。
 
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延々と歩いて楽しむことが出来る展示です。ただし、待っている人が居る時は順番に。
 
 
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スクリーンの前に立つとちひろの絵の中に入る込むが出来るような展示も。サタデーナイトフィーバー状態なわたし。
 
 
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最後の一番大きな部屋には絵本を見るための遊具があります。
 
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建築事務所のA+Sa(アラキ+ササキアーキテクツ)とのコラボで造ったもの。
 
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トンネルあり、台もあり、中では絵本を読むコーナーもあります。子ども達が遊んでいる中に参加してしまいましたがとにかく楽しい展示でした。
 
 
 
いわさきちひろ生誕100年記念 Life展
「着るをたのしむ」spoken words project
ちひろ美術館(東京/安曇野)
5/19-7/22
 
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ファッションブランドのspoken words projectらしく、オシャレなちひろをモチーフにした展示です。
 
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実際にちひろが着ていた服、ちひろの絵をモチーフにした服などが展示されています。
 
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モデルさんがその服を着ているシーンも。
 
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一番大きな部屋はちひろが使った技法であるにじみを展開した布。ちひろの絵を描く技術にも注目してしまいます。
 
 
 
生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
東京ステーションギャラリー
7/14-9/9
 
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ちひろに影響を与えたもの(武井武雄、マリー・ローランサン、丸木位里・丸木俊(赤松俊子)夫妻など)やまだちひろらしさが開花する前の初期の油絵などの展示。そしてちひろらしさが出てくる水彩の絵。画家としてのちひろに注目した展覧会になっていました。切り口を変えて観て行くと、見慣れたちひろの絵にも様々な要素があるのがわかります。絵を描く技法にも注目して観ても面白いです。後半の展示はまるで抽象絵画のようですが、それでもやはりこれはちひろの絵になっているのが凄いです。最後の方にあるのが今年4月に亡くなられたアニメーション映画監督の高畑勲さんが監修したコーナー。巨大なちひろの絵のなかに入り込むことが出来るコーナーです。
 
こちらの展覧会は実は「楽活」と言うメディアでレビューを書かせていただきました。こちらの記事には写真も多くありますので是非見てみてください。
 
【楽活】100年目、あらたに出会ういわさきちひろ。『生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。』東京ステーションギャラリー
 
 
 
様々なジャンルの作家が様々なアプローチでいわさきちひろを切り取っていきますが、最後には結局すべていわさきちひろという「人」そのものにいきつくことになります。
この後もちひろ美術館(東京・安曇野)でアーティストコラボは続きます。じっくり1年をかけて観ていきたいです。
 
 

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デザインあ展 in TOKYO

デザインあ展 in TOKYO
日本科学未来館
7/19-10/18
 
NHKのEテレの番組である「デザインあ」。それを展示で体験できる展覧会です。東京では2013年に21_21 DESIGN SIGHTで展覧会を実施。そこからあちこちへ巡回してパワーアップして戻ってきました。番組と同じく、子どもも楽しい、大人にも新しい発見がある展覧会です。身の回りの物事を分解したり、別の角度から見たりして新しい発見をしていくこの番組&展示、まぁ、とにかく楽しい。一部をご紹介します。
 
デザイン あ展(←2013年 21_21 DESIGN SIGHTの時の感想)
 
 
 
まずは大きな展示空間「観察のへや」。身の回りの物を様々な角度から観察していきます。
 
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卵、といっても色々ありますよね?な展示。割ったり茹でたり焼いたり、そして最後の仕上げで形状が変わっていくカメレオンな食材でした。
 
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お弁当でも食材は様々。食材ごとに分解していきます。そして鱒寿司の潔さ!
 
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梅干の気持ちになることが出来る体験。お弁当の真ん中から頭を出して周りを見渡してみよう。そういえば中央に鎮座してますね、彼(又は彼女)。
 
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男性と女性の人形が並んでいます。かたちをどんどん単純化していくと……ああ、あのマークか!マークとして表現するにも単純化レベルがいろいろあるのですね。
 
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4文字あれば人の顔は表現できる……ようです。「きんさん」で顔をつくるとこうなります。似てますかね!いい男ですよね!
 
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街のあちこちにある看板。様々な書体が作られ使われています。その書体で「あ」を表現。
 
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一見普通の教室の風景ですね。これアップにすると凄いことになるんですよ。近づいてみてください!
 
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苗字とそれに対応する人工を文字のサイズで表現。私の名前もありました(比較的珍しい苗字なので見つけるだけで嬉しい)。
 
 
 
「体感の部屋」は360度ぐるっと映像の部屋。
 
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「あ」のテーマは中村勇吾の映像にコーネリアスの小山田圭吾の音楽。このコンビは今、21_21 DESIGN SIGHT「AUDIO ARCHITECTURE」でも展覧会を実施中ですね。
 
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「解散!」は岡崎智弘の映像+小山田圭吾の音楽。物の分解のこま撮り映像です。
 
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「森羅万象」は高野光太郎の映像+小山田圭吾の音楽、さらに大野由美子の歌。バッファロー・ドーターの大野由美子!紋についての映像。
 
 
 
さいごの「概念のへや」は時間やしくみについて掘り下げるところ。
 
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はやい「あ」、は高速移動している「あ」をシャッターコントロールしてアニメーションで流しています。
 
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おそい「あ」はゆっくりうごく「あ」を映像を早回しで再生。
 
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じかんを言葉で可視化して見せているじかんがくる。
 
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くうかんの入口、入口を使うのは人だけではない。犬やネズミだって使うのですね。plaplaxと言うチームがこの展示作品に参加しています(他の展示にも関わってます)がアナログな感じも良いですね。plaplaxの作品はちひろ美術館・東京でも展示されています。
 
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ひと ひと ひと。よく観ると制限された空間に人の足跡。相合傘やエレベーターの概念……そして満員電車!いやだー。
 
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自分が歯車になっていろいろものを動かしたりする装置も。社会の歯車ってやつですね。こちらはクワクボリョウタさんが参加しているパーフェクトロンの展示作品。パーフェクトロンも他の作品にも参加しています。さっきのたまごや弁当もそうでしたね。
 
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しくみ寿司は様々なしくみを回転寿司に採用してみたもの。ルーレットを使った偶然寿司が面白そう!
 
 
他にもいろんな楽しい「あ」がありました。これはとにかく楽しい展示です!またこちらの館は常設の展示もすばらしいものばかり。
 
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アート関連では宮島達男さんの作品もありました。こちらも楽しまないと勿体無いですよ!
 
 


 

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内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える/クリテリオム94 北林加奈子

内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
7/28-10/8
 
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※写真は水戸芸術館のタワー。
 
今回の内藤礼展、今まで内藤礼作品に入り込めなかった人は水戸まで行って見なくても良いかと思います。ただ、ただ、内藤礼の世界に一度でもハマった人ならオススメです。水戸まで(どこから行くかは別として)行って損はない展覧会だと思いました。
 
磯崎新の設計した空間で自然光だけで展示をすると言うだけの世界。それで充分。そう、今回は自然光だけでの展示です。「照明」と言うものを一切使っていない。なので夕方には暗くなるし、9月10月は日没が早くなるので閉館も早くなります。そうでなくても部屋によっては光がさし込む部屋とそうでない部屋もあり、明暗の差があります。そこでホワイトキューブとしての空間や建築の妙をあらためて感じることができたりもします(先にも書きましたが磯崎新の設計)。自然の流れを感じることも出来る展覧会です。
 
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本音を言うと思ったより「モノ」はありました。もっと何も無いのを期待していました。まぁ、それでも「え?何もないよね?」と言う人もいると思います。また展示物も一つ一つは今までに見たのもの中心だし、コンセプトも新しいものでは無かった。ただその分、内藤さんの世界感をストレートに感じる展示ではあった。前の庭園美術館が消化不良だった人には満足な展示だと思う。作品リストを見ずに何も考えずに一周して、その後、リストを見て周るみたいな見方が良いかもしれないですね。何も見ないで空間をぼんやり見て廻りたいと思いました。私は一周目にリストを見てしまったので2周目に見ないで廻りました。
 
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個人的には「タマ/アニマ(わたしに息を吹きかけてください)」はまだ見ていなかったのでこれは新鮮でした。初めに入ってすぐにある「母型」は心を掴みます。あの中を通れればよかったのに……。鈴が鳴れば良かったのに……。
 
あとは、最後の部屋。あの部屋の展示が無ければ、私に取ってはまったく別の展覧会になったかもしれません。天井からぶら下がった糸を薄暗い部屋で見上げる様は初期の「地上にひとつの場所を」を想起させられ、紙の筒がぶら下がっているだけに見える「地上にひとつの場所を」も裏から光を透かして観たときのキラキラ感が観なくてはわからない何かのようでした。そして裏から透かすと言えば「恩寵」です。鏡文字で書かれていて透かさないと見えないメッセージ。ただ読めてしまうとふと心が救われそうな気もします。木の人形「ひと」のなかで唯一帽子をかぶっているひとがいるのもこの部屋でしたね。
 
そう言えばあの長いベンチの中ほどの窓も何か救いとなりそうです。カラービギニングシリーズに関してはいつもより色があった気もします。
 
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各部屋入口に入るときの注意事項が長いのだけれども、あの展示だと館としては仕方ないとは思います。ただ、二周目の時に顔を覚えておいてくれて、フリーで廻らせて欲しかったなぁ、とは思いました。あれで世界観に入り込むのに足が止まってしまうのは勿体ない。注意事項で展示について構えてしまうところはあった。間違いなく、内藤礼作品経験がある人にオススメの展覧会ですね。
 
いろいろ難しい展示ではありますが、水戸芸術館ファンや現代アートファンなら何かをつかめるかも知れません。内藤礼さんの展示としては、私、個人的には佐賀町エキジビット・スペースRiceギャラリー「地上にひとつの場所を」をはじめて観てから、神奈川県立近代美術館 鎌倉館の2009年の展覧会「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」が美術館での展示の基礎になり、豊島美術館「母型」で一つの完成型を見てしまった気がします(発電所美術館「母型」を見ること出来なかったのが悔やまれます)。現在は次の完成型に向けた時期な気がします。まだまだ追いかけて行きたいアーティストです。
 
 
 
クリテリオム94 北林加奈子
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
7/28-10/8
 
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初めに部屋に入った時に「陶」で出来た作品だとは思いませんでした。写真ではわかりにくいですが糸などの柔らかい素材が組み合わされているだけでとてもイメージが変わります。そうやって、目を逸らせて、でも近くで見ると本質である陶磁の硬さが見えてくるようなインスタレーションでした。
 
 
 
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帰りに納豆食べました。キムチ納豆にマグロ納豆に納豆オムレツに納豆の磯部揚げ。水戸と言えば、です。
 
 

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さあ、今、我が人生の最大の出発にきた(草間彌生美術館)

さあ、今、我が人生の最大の出発にきた
草間彌生美術館
4月1日-8月31日 木・金・土・日・祝日営業
前期:4月1日-6月17日
後期:6月21日-8月31日
1日4回(11:00 / 12:30 / 14:00 / 15:30 各回入れ替え制)
 
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ようやく行って来ました、後期展示でした。私が行ったのは7月なので少々前にはなりますが、毎月、翌月分の事前申込みが始まるとすぐに埋まってしまうような状況で人気の施設ですね。
 
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世界的にも人気の草間彌生作品を常設する美術館があるということは貴重なのでは無いでしょうか?
 
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申込み時間の少し前に建物に到着。1階は受付+ショップ、2-3階は企画展示室、4階は常設展示、5階はライブラリー+屋上の常設展示になります。2階のトイレは鏡貼りで草間ドットがありますので見逃さないように。
 
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2-3階は年に数度か展示も変わるようで、絵画系のものが中心でした。大きめの作品もあります。4階の常設は1点のみ。暗い部屋に入り無限カボチャ(料理名みたい)の展示です。
 
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マジックミラー貼りの箱の中に無数のカボチャが光っております。
 
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時間制御で真っ暗になり、そこから徐々にここのカボチャに光が点ります。
 
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床面もミラーなのでまさに無限カボチャ。
 
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5階のライブラリーから屋外に出た部分に大きなカボチャ。
 
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そういえば常設展示はカボチャばかりですね、笑。企画展示はカボチャじゃない作品もありました。企画展示部分は写真は撮れませんが。
 
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この屋外のカボチャはモザイクタイル貼りですね。
 
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ここから下まではエレベーターで戻ります。この中もミラー貼りで草間ドットがありますね。時間に余裕があればエレベーターで途中下車して他のフロアに戻っても大丈夫です。
 
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ビルの外側のガラスも1階部分は草間ドット仕様です。
 
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内側から見るとこんな感じです。1階の入れ換え時間は1時間半ほどありますが、正直1時間もあれば充分でしょうか。5階の部屋を2回見ましたが1時間もかからずでした。
新宿からバスで行きましたが、バスの時間は調べておいた方が良いかもいしれませんね。海外から来たアートファンなどには喜ばれそうな施設です。
 
 

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宇多村英恵展/group空/野口哲哉展/富田 菜摘展/NEWoMan ART wall. vol.13 Chin↑Pom/ル・ジャンティ・ギャルソン「スーパーいたずらペン」/ソニーパーク

第12回 shiseido art egg 宇多村英恵 戦争と休日
資生堂ギャラリー
8/3-8/26
 
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周囲にあるメッセージと中央の大きな箱。美しく見えるインスタレーションですが内容は戦争に関するもの。戦争によりサイズの決まったアパートの部屋と同じ大きさの1ユニットの箱。
 
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また様々なパフォーマンス映像もありました。湖の氷の上で流木の様に横たわる、砂漠を掃除する、水を撒き蒸発していく、など痕跡は残ることのないものが多いのですが、だからこそのメッセージ性なのかとも。やはり今回のart eggの3人の展示はメッセージは異なっているのだが、展示のイメージに関してはベクトルは似てるかも。
 
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銀座資生堂のショーウィンドウはくるくる回るやつ。
 
 
 
group空 ー東京藝大デザイン科描画研出身作家俊英小品展ー
銀座スルガ台画廊
8/27-9/1
 
注目の荒木愛さんの作品はフィンランドに行ったことから生まれた絵だとか。空のグラデーションと地面の塗りつぶし(良く観ると草がある)との比較が面白かった。
 
 
 
野口哲哉「〜中世より愛をこめて〜 From Medieval with Love」
ポーラ ミュージアム アネックス
7/13-9/2
 
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話題の野口さんの造るサムライたち。愛嬌があってかわいいです。
 
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口紅でハートを描く彼。化粧品のポーラだからこそのコラボですかね。
 
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ちょっと疲れた感じの彼らも現代っぽいお仕事モードなのですかね。
 
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月曜日会社行きたくないなぁ、的な。
 
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昆虫採集な・・・…兜だけにカブトムシですか?レンブラントの描いた様な肖像画も。
 
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千葉にある東京ネズミの住むランドにでも居そうな彼も。とにかく楽しい展示でした、
 
 
 
富田 菜摘展 真夏の夜の夢
新宿タカシマヤ 美術画廊
8/1-8/13
 
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廃材を使った動物たちがたくさん。
 
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よく観ると良く知っているメーカーの材料がありますよね。某缶コーヒーとか。
 
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夜の動物はスパイシーなのでしょうかね。胴体のコショウの缶。
 
 
 
NEWoMan ART wall. vol.13 Chin↑Pom with山本現代
NEWoMan ART wall
8/3-8/31
 
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そういえば8月のNEWoMan ART wallはチンポムでした。ショーウィンドウにしにくいアートですね、笑。
 
 
 
ル・ジャンティ・ギャルソン「スーパーいたずらペン」
銀座メゾンエルメス ウィンドウディスプレイ
7/3-9/10
 
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メゾンエルメスのショーウィンドウはペン。正面を締めて裏から入らせるのはもともとビルの計画にあったのか、アーティストが考えたのか?
 
 
 
Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)(2018/08月)
 
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エルメスのペンのウィンドウに沿ってまわるとあるのが、色々話題だったソニーパーク。
 
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珍しい植物も売っています。炎上していたあの大きな木とあの本のコラボはもう無かったですね。
 
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この銀座の一等地を開かれた公園にするという企画はとても良いとは思います。ただ、騒ぎになるのはいろいろ詰めが甘かったのでしょうかね。
 
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ローラーコースターは面白そう。
 
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テーブルゲームの出来るスペースも。楽しむ、と言うコンセプトなのか、それは良さそう。変なアート的な体験機器みたいのがありましたがそれは触れず。
 
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最終的にはやはりビルになるのかもしれませんが、もうしばらくは公園として成熟していってもらいたいですね。
 

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金剛宗家の能面と能装束/春日権現験記絵-甦った鎌倉絵巻の名品-/半蔵門ミュージアム/動物たちの息吹(ホテルオークラ東京)

金剛宗家の能面と能装束
三井記念美術館
6/30-9/2
 
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能面勢ぞろい。若い娘さんの顔から人外のものも顔まで、すべて歴史のある面ばかりです。普通、これだけまとめて能面を見る機会はなかなか無いですよね。一見同じような顔に見えても作者や作られた時期で変化があるようです。はい、わかりませんでした、同じ顔に見えます、笑。なかなかそこまでわかる様になるには大変そうです。どの位沢山観ればわかる様になりますかね。
 
 
 
第81回展 「春日権現験記絵-甦った鎌倉絵巻の名品-」(修理完成記念)
三の丸尚蔵館
8/18-10/21(展示替-9/18,21)
 
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絵巻の名品の一つです。春日社へ奉納され現状は宮内庁で管理されているという由緒あるもの。修理の完成記念の展示で前期と後期で入れ換えが有ります。私が見に行ったのは前期の展示。とにかく色が綺麗です。当時の様相などもしっかり細かく描かれています。歴史を残す書物としての貴重さもあります。
 
 
 
半蔵門ミュージアム(2018/08月)
 
真如苑が所蔵する仏教美術品を公開するためにつくられた半蔵門ミュージアム。コレクション作品展示の目玉は運慶作と伝えられている大日如来坐像。他にも「信仰の絵画」と言う特集展示をしていました。こう言うのを観るたびに思うのですが、仏教関連では別の流派の物でも美術品を集めたりするのですかね?また2階のマルチルームではここにある大日如来坐像や他が所蔵している運慶仏などの体内写真なども含めたパネル展示をしていました。
 
 
 
第24回 秘蔵の名品 アートコレクション展「動物たちの息吹」
ホテルオークラ東京
7/30-8/23
 
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ホテルオークラ東京のチャリティーイベント。企業や個人が所有していて見る機会が少ないような絵画などの紹介をする展覧会です。今年は動物をテーマにしていました。虎ノ門だから虎を多く集めた、と言う話ですが、企業や個人だと、威勢の良い虎の絵などは好まれそうですね。猫や豹などもあり、ネコ科は人気があります。藤田嗣治や菱田春草の猫は可愛いですね。後半は鳥の絵を中心してあり、最後にあった牧進「初霞」の白孔雀の絵に引き込まれました。琳派風と現代の融合したカッコ良さ。川端龍子のお弟子さんなんですね。
 
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さて、ホテルオークラ東京はオリンピックに向け建替え中。それによりあと数年はこのイベントも無いようです。もしかしたら今の形では最後かもしれません。
 
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ホテルオークラ東京のロビー周辺は谷口吉郎設計。本館は既に立替え中で息子の谷口吉生設計だそうですね。谷口吉郎設計の部分も使うとか。
 
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チャリティーイベントをやっている別館ロビーも同じ谷口吉郎設計です。
 

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琉球 美の宝庫/ヒロシマ・アピールズ展/藤村龍至展 ちのかたち

琉球 美の宝庫
サントリー美術館
7/18-9/2
 
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琉球の衣服や装飾調度品などの展示というから歴史博物館的なイメージかと思ったらちゃんと美に焦点も当たっててその上で歴史もなぞることの出来る展示でした。宝飾関連の展示は凄いし、動物や風景画も面白かった。とにかく良い展示でした。
 
 
 
ヒロシマ・アピールズ展
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
8/4-9/9
 
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第1回の亀倉雄策「燃え落ちる蝶」が圧倒的な迫力と美しさで目を惹く。
 
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でも全てのポスターが凄いですよね。1988年の田中一光。2013年の葛西薫も目を惹くなぁ。
 
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広島出身のデザイナー、片岡 脩さんの作品も力強かったです。
 
 
 
藤村龍至展 ちのかたち――建築的思考のプロトタイプとその応用
TOTOギャラリー・間
7/31-9/30
 
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個人的には掴みにくかった展示でした。スタディを無数に行う、そうやって物は出来ていくというのは知っていた。
 
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藤村さんのスタイルがそれを展開していく手法だというのも知っている。ただ、そのスタディのそれぞれの差や目的や何を試していたのかが私には読み取れなかった。
 
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建築を学んだ学生さんなどにはおもしろかったのかもしれない。
 
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中庭の展示、これ座ったりして良かったのかな?
 
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上のフロアの展示も掴みにくい。まずは話題の「OM TERRACE」を見に行かねばならないかな。
 
 
 
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メルセデスのショールームでJOJOコラボやってました。JOJO展、事前申込み制ですよね。空いている時にふらっと行ったら入れないかな。
 

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縄文―1万年の美の鼓動/トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館/フィンランド陶芸―芸術家たちのユートピア

縄文―1万年の美の鼓動
東京国立博物館
7/3-9/2
 
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ツイッターのbur@rt編集長(@burart_jp)さんのチケプレで頂いた縄文展!
 
bur@rt ぶらっとアート
 
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国宝土偶勢揃いに土器や装飾品。プリミティブな迫力はもの凄い。誰もが圧倒される力がある。そして現代と変わらないね!な縄文の人のオシャレも観てて楽しい!オススメの展覧会でした。
 
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火焔型土器ってなんでああ言う形になったのですかね?
 
 
 
トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館
東京国立博物館
7/24-9/9
 
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楽しい!とにかく普通はスルーしてしまう様な美術を見方を変えて楽しませるのはすごく良いですね。惜しむべくは子供達が並んでて大人が恥ずかしくて並びにくいことか!
 
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ふじさーん、と叫ぶと……声の大きさで波の大きさが変化する。
 
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大声を出すと大波!美術館で叫ぶっていいですね。
 
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浮世絵の刷り方を学ぶために判刷りのしくみを楽しむとか、絵巻の中の生活様式を楽しむために舟木本の中からグルメシーンを探すとか。
 
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見返り美人を自分の動作をさせるとか。麗子像に自分の顔をはめ込むとか。
 
 
 
フィンランド陶芸―芸術家たちのユートピア
目黒区美術館
7/14-9/6
 
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現代のカイ・フランクに辿り着くまでのフィンランド陶芸の道のり。ロシアからの独立、スウェーデンの影響からの独自性など様々な事情の上での今のフィンランド、世界のアラビアなんだな、と。
 
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シルキンとカイピアイネンが良かったです。ルート・ブリュック作品の複製は撮影OKでした。
 
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そして現代のアラビア人気やカイ・フランクのデザイン、ミナ・ペルホネンなどに到着するわけです。
 

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